神戸大学オフショアセーリング部

神戸大学体育会所属「神戸大学オフショアセーリング部(KUOSC)」のブログです

オータムレガッタ FAN レース展開 2日目

2023年10月17日 | 神戸まつりヨットレース
2回生藤井です。
レース展開2日目書きます。
1日目に引き続き長いです。許してください。

・第一レース

【スタート】
私の完璧なタイムスケジュール(笑)により私たちが本部艇付近に着いたのがスタート15分前。メイン上げてエンジン片付けたのが5分前。サクッと本部艇からスタートラインの真ん中あたりまでラインを流し終えたのがが開始1分前💦アセアセ

「やばいスタートのポジション選んでる余裕がない!」

運良く風は左にふれ、右海面にブローがあったのでレース艇は本部艇付近に集中!
ポートタックで本部艇に向かいながら空いてる場所を見つけ、タックしてなんとかねじ込みました!早めの出艇の重要さをあらためて感じましたね笑
こうして10秒遅れでスタートを切ったFANでした。

【1レグ目】
スタート直後、次々とタックしていく先行艇に続いて右海面へ。昨日に引き続きかなりシフトのある走りにくい風でした。
中盤ほとんどの艇が左海面に伸ばしていく中、ADをカバーしたいFANはそのままADについて行き右海面へ。
。風が落ちてきたためその後はブローを求めて左海面に展開し、特にトラブルもなく上マーク回航を終えました。

【2レグ目】
風が左に触れていたのでスタボロングのダウンウィンドを予想していたのですが、ダウンウィンド開始後3分ほどで先行艇が全艇ジャイブでポートタックに。
「これは何かあるぞ」とついていくとなんともう既にダウンウィンドのレイラインに乗っているという事態に!

(風は左に触れたまま触れ戻ってないはずなんだけどなあ…
上マークの位置がずれてるのかな?
よくわかんないですね、誰か教えてください。)

ダウンウィンドはただひたすらに飯田とのおしゃべりタイム。

スピンのパワー・飯田のデート先の話・ガイバックの限度・波に押してもらえる角度などなど。ダウンウィンドの会話は特に大事ですね。

下マーク付近でラップしてきやがったADとちょいと揉めて、3レグ目に突入です。

【3レグ目】
1レグ目の風、徐々に左にふれてふれ戻らなかったのを参考に、回航後即タック。

回収でトラブってオーバーセールしてたので後ろから来てた数艇のお邪魔をしながら走ります。
「スタボスタボッ‼︎」

【4レグ目】
4レグ目の開始時にはアデレードは前方に。必死にブランケに入れてやろうと頑張りますが、どんどんと離されるFAN。
で、ゴール…

結果↓




・第二レース

【スタート】
今回もアウター寄りからのスタートを狙います。スタート30秒前、後ろから風下に入り込もうとする大型艇を確認。


前日のGO原さん「KYCの船は性能がよくて上れるから、下から突き上げられるとオワタになるよー」

わあああ!阻止せねば!


山下さん「ライン近い!これ早すぎるぞ!」

ぐおおお!ジブシバー!


先ほどの大型艇、FANの風上へ

んおおお!本部艇見えない!ラインどこー!


焦りまくってメインもシバーさせてしまいました…

みるみるボートスピードは落ち、あっという間に最前列艇に置いてけぼりをくらうFAN

ADにも取り残され、一艇寂しく走り始めます。

反省点:メインを抜くのは再始動までに時間がかかるのでNG。少し風にたてて艇速を落としたり、ラインまでの時間感覚を日頃の練習からつけておくといい。



【1レグ目】〜【4レグ目】
全部まとめて書きます。めんどくさくなったわけではありません。

まわりに船いねえ。。。

前にも後ろにも船いるんですよ?

でもFANの周りにだけいない。面白くない。

1艇で寂しく走りました。

コースは第一レースと同じ。あとはブローのある方へ。
こんなスタンスで走りました。

ダウンウィンドは風が落ちていたので芝本さんにダンビロしてもらうことに。
ごめんなさい。
ヨットが嫌いになっても私のことは嫌いにならないでください。

他のクルーも寝てもらって船と一体化してもらいましょう。
パシャリ📸↓

こういう時のトリマーは映えますね!
飯田は嫌いですけどこの写真ではかっこよく見えます。嫌いですけど。




【まとめ】
風が落ちた時こそ敵艇をしっかりカバーできる位置にいることが大事ですね。

それにしてもスタート時点でカバーしやすい位置を取るのって難しい。

となるとスタートでのボートスピード管理やタイムアンドディスタンスの感覚、周りの艇の位置把握と、目的の位置に船を持っていくボートハンドリングの技術とかをもっと練習するべきなんでしょうね。

今度マッチレースに出れるみたいなんですが、カバーする艇が1艇しかいないなんてそんなのスタートが9割を占めるようなもんじゃないですか。知らんけど。


あとはアップウィンドのヒールの感覚。
風が落ちてきた時ヒールがついていた方が走りやすいと思ってしまうのですが、飯田はがっつりヒールを潰したほうがいいらしくて。

芝本さーん、「風域ごとの適正ヒールについての研究」みたいな卒論作ってくださーい

まあ今回の風域ではちゃんとヒール起こした方が良さげでしたけどね。反省反省💦



レース中自分の仕事で精一杯だったのですが、落ちついて見てみると一回生のスピンの上げ下げの動きめっちゃ上手くなってました。

息ぴったりって感じ。

飯田「お前ら回収の時息ぴったりよな〜 付き合っちゃえば?」にやにや
園田・野々村「きもいっすね」
飯田「😞しゅん」


私、今回外部レースで初めてヘルムを持ちましたが、もう他のお高い艇にぶつけるのが怖くて怖くて。
弁償したらいくらかかるのか知るためにハーバーのヨットの価格の相場を片っ端から調べたりして。
これはもう腎臓を売るしかないのでは、なんて悲しい気持ちになったりして。

ぶつけず終われてよかったです。終わってしまえば「あそこもっと攻めれたなー」なんて思ったりするんですけどね。
練習あるのみですね。


※見出し画像はレース後にFANの船内で爆睡する山下さんです。ヒールトリムを司る神様です。
このあとFANと一緒に勝手に深江まで回航されます。


【おまけ】
打ち上げは焼き肉六甲へ。
なかなかカオスな内容でしたね笑

恋バナなんかしちゃったりしてね。

某後輩が生肉を飯田の皿にぶち込んだりしてね。
飯田「は?」

某後輩が飯田に「バカそうですよね」なんて言ったりしてね。
飯田「あ?」

いやあ、楽しかった。

ご馳走様でした芝本さん。
また一緒にご飯……じゃなくてヨット乗りましょうね。


文責 藤井

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