第二週目に入った。
昨夕 医者巡りの後 コープのレジで友人とパッタリ。
かれは卵一パック、わたしは菓子パンのあれこれ。
片手スペースを空けての、あいさつ。
かれは七月までの予定は全部キャンセル、後半も一から仕切り直しという。そうだろうなぁ、そうだよねぇ~とわたし。
夜 プライム・オンラインで識者の鼎談を聞く。
コロナ撃墜で、万里の長城に長蛇の列。
大丈夫なんですか、と司会者。
中国は顔認識で全部データ管理されているからこれはいいんだが、いまロシアから追い出された人や安心な中国へとミャンマーから帰国の人たちがこわいねぇ~。それよりも中国経済、内需だけで持ちますかね。
話は尽きないようだが、もう入浴の時間。
明けて十五日。
日経朝刊の社会面。
「忘れられたパンデミック」の見出しで、百年前のスペイン風邪の記事。
「出征軍から世界拡散」の縦見出しが大きく踊るが、読む気はしない。
母方の大叔父は、第一次大戦後の軍縮で退役後書店開業。尼崎の“芭蕉さん”と着飾った老女たちに慕われて、104歳の生涯を全うした。
そうだ、と思いついて二月から手にしていない「おくのほそ道」のテキストを取り出す。
中野三敏著「くずし字で『おくのほそ道』を楽しむ」
右ページは原文 左は解読文。
まだ江戸深川を3月27日(旧暦)に出発して、二日目の宿草加に着いたばかり。
先はながい。
コロナよ さようなら。
みなさんもおげんきで。
(おわり) (2020年4月15日 記)