キックボクサー減量とダイエット、、、

2011年01月24日 | 日記
 「ダイエット目的でトレーニングやジョギングを始めたのになかなか体重が減らない」と良く嘆きの言葉を聞くが、これはよくあることです。運動直後は汗がいっぱい出て体水分量の減少で1~2kg体重が落ちるが、肝心の脂肪はなかなか取れてくれない。キックボクサーの減量はより「体重を減らす」事に重点を置くのに対し、ダイエットは「体脂肪を減らす」事に重点を置く事にある。

 キックボクサーは個人差はあるが、試合に向けて4~8kg程度の減量をするが、選手の多くは既に体ができていて通常でも体脂肪の少ない体をしている。従って過酷な練習量と食事調整で残り2kg近くまでもっていきそこから直前では食事・水分を抜いてリミットまで落とすという極限状態なのです。選手にとって重要なことは、体力を落さずに筋肉を残して脂肪を減らし落とす、勿論契約ウエイト「ぴったり」にもっていくことが求められる。

 トレーニングの途中の水分補給は脂肪は増えない。逆に新陳代謝を高め脂肪を落としやすい身体にしてくれる。まとめて大量に飲まないでこまめに摂取するように心がけることだ!

 選手はトレーナーによるマッサージを受けるだけで減量効果がある。特に内蔵の働きを促進するお腹「腸」のマッサージは効果が期待できるし、体の回復にも貢献してくれる。減量の方法の補助としてのマッサージは欠かせない。


「三流は人の話を聞かない。二流は人の話を聞く。一流は人の話を聞いて実行する。超一流は人の話を聞いて工夫する」 ~by 羽生善治