まさか、そんなこと、、、
ってなことをやってしまいました。
子供の死亡事故で最も多い、、誤飲。
次女が飲んだ(と思われる)のは市販の風邪薬。
それは今朝のこと。
朝から弁当作りに洗濯に掃除にと、私はいつも通りバタバタ。
子守にやって来た姑が最初に気づきました。
その時、次女は薬の箱からカプセルを取り出して遊んでいたのです。
慌てて散乱した薬の数を数えてみると、5つ足りません!
しかし、それは薬が未開封だった場合。
何回か、旦那が飲んでいれば、足りない数は減るのですが、
そもそもなんでそんなところに薬が置いてあるかも分からない状況、
どれだけ残っていたか、など分かるすべもなく。。。
ただ、プチプチと取り出して遊んでいただけなのか、
飲んでしまっているのか、どうしても確証が持てません。
Q:外箱が、開け口から綺麗に開いていたので、大人の手で一度は開けてるのでは?
A:最近のおやつではこういう開け方のがあって、できますね~。
Q:そもそもこんなカプセル大量に飲みこめる?
A:それは分からない。けど次女なら可能性はなくもない。
Q:大人の1回の用量は2カプセルだね。
A:最低1カプセルは飲んだ可能性があるってこと?
他にも、いろいろ推理をしてみたものの、
とにかく可能性として、1~5カプセルを飲んだかも、という状況。
本人に「飲んだ?」と聞いても「飲んでない!」と即答。
でも、要領のいい次女のこと、そんな言葉は信じられません。
周囲の異常な雰囲気に、怒られるから嘘ついておこう、と思っている可能性が大。
ふと、お姉ちゃんにささやきました。
「ちょっと向こうで次女に聞いてみてよ」と。
すると「飲んだ」と答えたよ、とのこと。
どこかにカプセルが転がってないかと、散々探すも見つからず。
本人の様子に異常はなく、判断に行き詰る。
しばらく様子をみて、変化があれば病院、という選択肢もあるものの、
どうしても後ろ髪を引かれるので、日赤へ電話。
薬の名前を伝えるとすぐ受診してください、との要請。
外来の時間が始まっていましたが、救急へ。
電話していたのでカルテも準備してあり、即診察。
やはり薬の成分がよろしくないようで、胃洗浄することに。
しばらくして処置室に入ると、看護士の方がたくさん集まってきます。
しかも男性ばかり。
逃げ出す次女をつまかえて、タオルにくるんでベッドへ。
すかさず鼻の右の穴にゼリー状のものをつめると
ビニールチューブを奥へ奥へ。。。。
その後、次女の身体に入ったのと反対側のチューブの先にある
でっかい注射器から生理食塩水とおもわれるものを
入れては胃の中のものを吸い出す、というのを何回も繰り返し
次女は泣き叫び
男の看護士さんもたじたじの暴れっぷりを披露
私は無論何もすることができず、、
思わず片隅で泣いてしまいました。
本当ごめんなさい。。。
謝ったって、代わってあげることすらできない無力さ
後悔、という言葉をこんなに重く感じたことはありません。
気づけば新米らしい男性の看護士さんももらい泣きしてました。
私は慌てて我に返り、涙をぬぐい娘に声をかけましたが、、
まぁ押さえつけられることに異常反応する次女なので
「おか~ちゃん!おか~ちゃん!」と終わるまで叫び続けておりました。
正確な時間は計ってませんが、10分程かかったでしょうか。
胃洗浄は無事終わり、みのむし解除。
薬を飲んだ後、2時間程はその効果が高いということ
推定飲用時間8時半から計算して、10時半までは様子に変化がないかみるため、
診察室で待つように言われました。
泣きつかれた娘はしばらく抱っこちゃんでしたが
喉元過ぎればなんとやら、なのか
誰もいない待合室でろうろうろうろ。。段々いつもの調子に
本当、次女は懲りないヤツです。
10時半になっても様子に変化はないので、帰宅OKとのこと。
薬局で、解毒薬のような薬をもらって帰りました。
(実は、1回目の薬は早めにということだったので、ロビーで
薬を飲ませようとして大騒ぎされたため、無理やりおさえつけて
飲ませるという醜態をさらしたのであります。なんて親なんだと
思われただろうな~。。。)
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