友達の家にあった梅図かずおの恐怖漫画

小学校1,2年だったと思うんだけど、

近所の友達の家に『月刊少女コミック』が何年間分かあった。

それがすっごく読みたかった。

中でも梅図かずおの『洗礼』が読みたくて読みたくて・・・

でもその漫画はその友達のお姉ちゃんの持ち物だったので

絶対貸してもらえなかった

粘って交渉したら

「ここで（本棚が置いてあるのは廊下だった)読むならいいよ」

とお許しが出た

でもものの数ページ読んだ所で

「もう帰って」

と言ったりする、本当に意地悪なお姉さんだった

読ませてもらったのはたったそれ一回。

あとは友達に頼んで読ませて貰おうとするけど、

すぐにお母さんが来て

「外で遊べ！」と追い出される

だからあの怖いタッチの絵は知ってるけど、

『洗礼』がどういう内容かは大人になるまで判らなかった。

この恨みはず～～～っと残っている(笑)

だって今でも思い出すくらいだし。

だから大人になった時に

『洗礼』全巻大人買いしたもんねべ～～

でもまたこの全巻を見ても、あの意地悪な姉を思い出すんだな～

頭の中の記憶をコントロール出来ないかしらね？

なので私は、本は皆で読みましょう～という意識が強い


このお姉さんの後日談があって、

私が中一くらいの時か？

美容師になったから髪を切るならそこの美容院へ行ってあげて、

という指令がなんとなく私にも来て、

まあ、行ってやった

ああ、この人だ、あの意地悪な姉は・・・

と思いながら切ってもらってたけど、

むかしに私に意地悪したことなんか、全く覚えてないらしい

ものすごい営業スマイル

大人って、嫌だな・・・と思った瞬間でもあったな