そうさいちがかり？が来た

そうさいちがかり？

玄関先に変な男が来た。
モニターの端っこに立っててしかも横向きだ。
もうこの時点で「怪しい...」
・・・だれ？NHK?(笑？

あやしい・・・

最初は無視したけど
2回目のチャイムが鳴って
「なんか出た方が良い」と直感し
ちょっと野太く「はい」と出たら

そうさいちがかり

だと言う・・・弟の名前を出して
そのことで聞きたいことがある、という・・・

弟の名前を出す時点で「関係者」となる
怪しいことはないかな？と思う

え？

そうさいちがかり？
って殺人ちゃうん？？？

え？
弟が殺人を犯して手配かかってる？？？
え？？え？？

聞くと

須磨であがった水死体が誰かを探してる、という、
「弟さんと年齢、身長が似ているので」という。

40代、身長170センチくらい・・・
まあ、なんという、世の中に多い身体的特徴でしょうか・・・

わたし、
口の中のDNA・・・取られました・・・

本来なら「お母さん」が有効なんですけど、
まあ、お姉さんでも問題は無いかと・・・

と
私の口の中のDNAを取って行きましたｗ

結果はまだですｗ

悲しい訳

きっと小さい頃からの、
たぶん人にわかりやすく言うには「トラウマ」なんだと思う。

小さい頃から自分の会いたい家族に会うことが出来なかった。

父、母、この二人にとっても会いたかったのに
なぜか会うことが出来なかった幼少時代。

自分が子供で非力なことに本当に憤っていて
早く大人になりたかった。

自分で思う場所に勝手に行ける大人に憧れていた。

18歳で働き始めても「親の承諾」が要ること要ること...

早く二十歳になりたかった。

そんな若かりし頃のしんどい思いをやっとクリアしたのに、

こんな中年になってまで会いたい家族に会えないというのが私の心を押しつぶしていると思う。

自分の思い通りにならないことがこんな中年になってまで出てくるなんてなあ・・・

戦時中に帰ってこない家族を待つ気持ちってこういう感じなのかな？とか思う。