KUKI◇UKIUKI便り

久喜総合文化会館からの事業ご案内やスタッフのつぶやきなどをつづります。

【ワークショップ報告】勘緑先生直伝!人形浄瑠璃のオモシロすぎる世界<後半>

2014-08-10 12:06:15 | 日記
さて、午後からはみんなで、ワーク(体験)が始まります。

最初のワークは・・・人形遊び♪





ほうき、と、ちりとりも登場!




この遊びで大切なのは、目線!
会話をする時には、はなしている相手の目を見ますよね。


ということで、準備した日常品の中から好きなものを選んで、まずは目を付けてみよう!!

目をつけたら、前に集合!!









ひとりひとり、あいさつをしてみましたよ。

次は、おとなチーム!



あら、お母さん達、大笑い。



そしたら、次は、家族でお話しを作ってみよう!!
ということで、作戦会議中。







各チーム、どんなお話しになったかな。

ちりとりこちゃんと、ほうきくんの日常・・・


ウェットティッシュー子ちゃんの体重・・・


ふくろうちゃん、と、懐中電灯くん・・・


ツヨこ、と、ヨワこの会話・・・


みんな、いろいろと考えてお話しを発表してくださいました!

では、いよいよー、人形浄瑠璃に触れます!!

まずは、足使いを体験。





続いては、3人でひとつの人形を・・・







思った以上に、人形は、重いようです。
頭がしっかりとなかなか、しません。勘緑先生から、『みんな、目線』と声かけられると、
自分たちが勘緑先生を見るのですが、先生が言っているのは、人形たちの目線!ちがうちがう、
というツッコミをうけながら、すこしずつ、皆さん、人形に慣れてきました。





『立ち』『座り』の動作を行ったあとは、『歩き』。



そして、『お話し』します。






みんな、無我夢中で人形を操りながら、家族でとても楽しく体験されていました。
ひとりひとりの個性も見れて、それもおもしろかったです。

勘緑さんオリジナルの作品を鑑賞して、人形浄瑠璃ワークショップは終了!

この作品が、また涙をさそわれました。
(作品にのまれて、写真をまた撮り忘れてしまいました。スミマセン)


人形浄瑠璃のオモシロイ世界を、たっぷりと堪能することができた、1日となりました。


最後に、参加者全員で集合写真!!を撮って終了しました♪







【ワークショップ報告】勘緑先生直伝!人形浄瑠璃のオモシロすぎる世界<前半>

2014-08-10 09:13:03 | 日記
8月9日、久喜総合文化会館にて、初めて!人形浄瑠璃を取り上げました。
体験参加者、3家族+1名に、聴講生4名での開講でした。

最初は、勘緑先生から、文楽・人形浄瑠璃とは・・・というお話しから始まり、




神楽などでも舞う、五穀豊穣などを祈る“三番叟”を見せてくださいました。









勢いのある、祝い事の元気な舞、そして、初めてみる人形浄瑠璃の妙技に、
みなさん、見入っていました。こんなに間近で見ることができるなんて!!!
かなり贅沢!な時間が始まりました。

続いては、人形の仕組みの説明です。

まず、カシラ(頭)の部位です。





カシラの白い色は、何で作っていると思いますか??

と、勘緑先生。

皆さん、うーん、と考えながら、ヒントを少しずつだしてくれて・・・・“ハマグリ”と正解がでました。

他の見えないところに使われているバネの部分も、くじらのひげであったり、
自然のものを材料に使われていること知り、古い伝統を感じる瞬間でもありました。


そして、実際に触れてみます。








続いては、胴体の部分です。
着物を着ていない状態・・・こんな感じなんですよ。



キメてみました!



この状態をみて、皆さん、気がつきましたか?
人形を3人で操っているのですが、それぞれの役目がどうなっているか。

☆頭、右手を操り、人形全体の責任者 ・・・ 主使い 

☆足を動かす人 ・・・・・・・・・・・・・ 脚使い

☆左手を動かす人・・・・・・・・・・・・・ 左手使い


それぞれがどのような役目を果たし、動きを合わせるのかなど、とっても丁寧に教えてくださいました。

前半最後は、八百屋お七 の名場面を見せてくださいました。





後ろに見えます、ヤグラにも、はしごを使って登り、鐘を鳴らしていました。
どうやって、その場面を行うのだろうと、思いましたが、なるほど!でした。

興味を持たれました方は、ぜひ、実際に観に行って、お確かめください!
(お芝居に引きこまれて、写真を撮り損ねました・・・申し訳ありません)

ここで、お昼休憩です。
みなさん、お弁当をご持参くださり、ゆっくりランチタイム中♪



午後の部へ、つづく・・・