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Beerかた手に独り言

建築とJAZZと酒をこよなく愛するオヤジの想い

【 風 車 】

2011-06-10 | 社会







風車と言えば、直ぐドン・キホーテを私は連想してしまいますが、去年観た
ドン・キホーテを題材にした映画のタイトルを思い出せないでいます。




東電の福島第一原発の事故以来、世の中の雰囲気は脱原発、ソーラーや風力、バイオマスに
揚水式発電など、自然エネルギーに依る発電にシフトする方向に向いて来ています。


反原発の人達にとっては、渡りに船とばかり、千載一遇のチャンスと言う訳です。


何とあの、原子力に詳しいと言っていた「カンから菅」も風力発電論者だと
言うから笑ってしまう。




先日、北斗市の「きじひき高原」に風車を建てて風力発電をしようと言う市民団体
「南北海道自然エネルギープロジェクト」の主催で「きじひき高原市民ウインドウファーム構想」
に付いての説明会があり、出かけて来ました。








元来私は反原発の立場であり、自然エネルギー利用の推進派の人間で
実際、建築を生業にしている者として色々な研究もしています。



先ず、気になるのは事業としてシンボリックな物にしたいと言う気持ちは理解できる
のですが、説明を聞いて違和感を感じたのは、最初から脱原発=自然エネルギ=大規模風力発電
ありきだと言う事です。








その内容は、きじひき高原に市民の手で10基程の大型風車を建てて発電をし市内の
電力量の8割程を担い尚且つ、有志によればこのクリーン電力で28年開業予定の
新幹線の新駅から函館駅までシャトル電車を運行し、北斗市をクリーンエネルギーの
街として活性化しようと言うものです。


まだ構想の段階ではありますが、率直に言って自然エネルギーへの転換と言う事、風力発電
大賛成!でもそれがなぜ大型風車による大規模発電なのか?と言う事です。

そもそもこの計画は札幌の「北海道グリーンファンド」と言うNPO法人がコンサルティングを
している為、そこでの既存データを基した計画のようです。


集中させた大規模設備の危うさは今回の震災で証明されたはずであり、エネルギーの
変換効率やメンテ費用の問題、低周波公害などのリスクもあり、
消費地から離れて設置しなければならず、送電のロスも大きく無駄です。


原発の場合は7割の電気を棄てているそうで馬鹿みたいな話しです。



私は以前から自然エネルギー発電を考えるのならば、ソーラーや風力、バイオマス等に依る
その土地に適した個別分散型の複合的な計画でなければないと考えています。


その方が色々な意味でリスクヘッジも出来、尚且つ、雇用の確保にも繋がるのではないかと
思っています。



もうこれからは各家庭や企業が使う分は自ら発電する時代であり、エネルギーロスを減らす
省エネルギの大命題とセットで考えねばならぬ問題で、10年先の事を考えれば今のままの
計画ではビジネスとしての収支計画にも疑問を感じます。


ですから、本気でエネルギー転換を考えるのであれば、方法論だけでは無く根本的な考え方も
転換し、作る側(発電)の論理だけでなく、使う側(一般家庭や企業)の両方面からの
アプローチが必要不可欠なのです。


この様な問題はそうした大義をキッチリ示さなければ、市民の合意は中々得られないでしょうし、
へたをすれば一部の人間の隠れた利害の餌食にされかねません。



私が大型風力発電に反対する最大の理由、それは今あちこちで起きている大型風力発電下で
起きている人間や自然界に対する低周波公害の影響なのです。


この問題は推進側から言わせれば、何事も多少のリスクは付き物だと言いますが、
その論理は、今まで原発を推進してきた机の上でしか考えない御用学者達の
論理と同じに思えるのです。




この「きじひき高原市民ウインドウファーム構想」についての説明会は今後も開催
されるようなので、これからも注意深く見守って行きたいと思っており、
北斗市民の方々にもより関心を持って頂きたいと思っています。





最後に大規模風力発電を実施している留萌管内の苫前町から出ている「風力発電事業における現状と課題」と題された良く整理された分かりやすい資料を添付しましたのでご覧ください。








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【 覚 悟 】

2011-05-19 | 社会










未曾有の震災から早いもので二ヶ月以上が過ぎました。
被災地の方々にとっては、とてつもなく永い時間だったのではないでしょうか。

震災以来この二ヶ月、どうにもモヤモヤしたものが有り、何処か頭の整理が
付かないでおり、ブログの更新もする気に成れずにいました。


少し頭の整理が付いて来たので今回はそのモヤモヤしたものに付いて書いてみました。







この度の震災は私達に今迄中々見えないで気が付かないでいた様々なものを
見せてくれましたがその代償は余りにも大きいものです。


何処かの首長の『天罰』発言も反発を感じつつ、犠牲に成られた方々には申し訳無いと
思いつつも心の何処かで頷いている自分がいます。


地震の直後から世界中から応援のメッセージや支援などの情報がTwitterや
facebookなどのSNSから発信されていました。


あっけなく津波に押しつぶされ、流されて行く住宅を見ていると建築を生業と
している人間にとっては、余りにもショックで無力感に苛まれてしまいました。


Twitterなどで入って来る被災地の生々しい画像や映像、救助要請などの
ツイートを追いながら、TVや新聞等既存メディアとの余りの内容の違いに愕然と
し同時にTVや新聞のメディアに対しての疑問が湧いていました。


その疑問を決定的にしたのが福島第一の原発事故でした。


最も衝撃的だったのはTwitterで流れたイギリスのBBCによる建屋爆発の映像、
所が日本のTVや新聞が報道したのは大分後、当然の如く政府や東電、
原子力安全保安院からの発表は無し。

この爆発映像から世界中の対応が一変、各国共に放射能汚染の対策が始まります。
大使館は退避勧告、フランスやドイツでは放射能の飛散に対してのシュミレーション
画像がネット上にアップされました。



この時点で既に初動の遅れは決定的、今のメルトダウンの話も当初から
一部学者の間からはすでに出ていた話で日本政府の危機監理の甘さが
世界中に暴露してしまいました。


これが原発の『安全神話』崩壊の始まり、それは真しく高村薫の小説

『神の火』の世界です。








毎日報道される政府、東電、安全保安院のまるで言葉遊びとしか思えない会見と
ネット上に流れる情報の違いに怒りと絶望を感じ、世界との余りの認識の違いに
唖然としてしまうのです。

もっと驚くのはそう言う状況を批判する事も追求する事も無く記事にしている、
TVや新聞のメデイアの姿勢なのです。

ここまでくると、これはもう情報統制としか思えないですが、こんなネット社会で
そんな事が出来る訳も無く、あとで苦しい思いをしている、政府に東電、保安院
なのです。


それもそのはず色々調べて納得各TVも新聞も東電が大スポンサー、震災以来
ポポポ、ポ~ンとCMを流すACのスポンサーでもあると言う構図、どうりで
影で権力と結びつきが強い組織が大人しくなる訳です。


正しい情報を隠蔽し出さない政府や東電、保安院の対応に外国メディアは会見を
ボイコット、誰もいない会場で東電、保安院は会見をする始末、この映像には
笑ってしまう、オマケに最後にご質問はありませんか?? と


誰もいない相手にである。


所がこの事も4/10に行われた15000人にも及ぶ高円寺の反原発のデモ
報道したTV局は無しなのです。








そもそも日本の原子力政策は政財界とマスメディアを抱き込んでの国策なのでした。

驚く事に原発を推進する原子力委員の中には各TV局や新聞社の役員の名前がずらりと並び、
各電力会社の役員席には関連各省庁からの天下り連中が居座っています。

また、原子力村と称される関係組織の数の多さには驚いてしまいますし、そのメンバーには
机上の論理しかしらない阿呆な御用学者の名前がずらりと並んでいます。

(それにしてもこの原子力土木委員会のサイトには笑ってしまう)


こんな数の組織がある事がもう~本当に想定外・・・これじゃ電気料が高いのも頷ける。







二ヶ月以上経過した今も収束の兆しが全く見られない原発事故、これは本当に想定外の
事故だったのか甚だぎもんであると同時に、最大の当事者としてやり玉に上げられている
東京電力は運用しているだけに過ぎず、こんな欠陥プラントを造ったのは原子力委員会と
原子力安全委員会であるはずなのに、当事者であるにも関わらず中々表に出てこないのが
不思議でならないのです。


大体にして原発を推進する側と規制する側が同じ組織の中にある事自体が滑稽で、
まるで警察の中で泥棒が働いている様なもの、こんな異常な感覚の組織に『神の火』
などコントロール出来る訳がないのです。



このような状況の中先日、建設中の大間原発に福島の視察時に自分だけ防護服と
手袋をしていた、何処かの国の阿呆な政権の幹事長がやって来て、声高々に
建設続行を宣言、2014年の運用開始予定になっています。



事故以来の政府、東電、保安院の対応を見ていると、どうもこの人達からは『覚悟』が
見えて来ないのですが、それは私達にも言えるのかも知れません。



このまま原発を推進するのか?止めるのか?このままの生活を続けるのか?





今この時、我々日本人の『覚悟』が問われている様に思えてならないのです。




最後に、

原発事故の収束に向け危険を顧みず現場で懸命に働いている
皆さんに敬意と感謝を捧げます。






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【 Pray For Japan 】

2011-03-20 | 社会




世界中にショックを与えた未曾有の震災から早くも10日が過ぎ、被災地では
まだまだ過酷な避難生活が続いています。

あの基礎だけが残る惨状を見ると、建築に携わる者としては無力感に苛まれて
しまいます。

私の盛岡在住の友人も連絡が取れず、心配していたのですが先日やっと連絡が取れ
電話口の家族は全員無事との声に安堵しました。

函館も最大2.4Mの津波に襲われ、海辺沿いの朝市やホテル、観光施設等が被害を受け
漁業被害も相当出ているようです。




今回は地震発生時からTwitterやFacebookなどで得た情報の中から深く心に残った
画像や動画、文書などを集めてみました。

まだ沢山あるのですが、私にとっては『情報』と言うものの
価値と意義について深く考えさせられたものです。



《メッセージ》

■ 世界から届いた胸を打たれる日本への祈り『 Pray For Japan』



■ クロアチア反政府デモ行進の途中、日本大使館の前で立ち止まり黙祷をした動画です。






■ 地震により生まれた心温まるエピソードや
 つぶやきと応援メッセージ
が海外などから沢山寄せられています。


■ 立教新座中学校、高等学校 
 渡辺健司校長のメッセージ
「卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ」

 素晴らしいメッセージです!
 他の高校生にも是非読んで頂きたいと思います。



《震災の現実》


■ ニューヨークタイムス電子版で発表されたNASAの衛生による同じ場所の震災前と後の画像
 (画像センターの青いスライダーを右が震災前、左が震災後の画像)広域に渡って
 いかに被害が大きいかが解ります。


■ アメリカ軍による支援活動『Operation Tomodachi』中々TVや新聞では紹介されない彼等の
 活動、瓦礫の中の避難場所に支援物資を平然と下ろす彼等の姿はどんなにか
 避難している人達に勇気と希望を与えたことでしょう。

 これはまさしく戦場と同じ、この画像を見ながら「我ら地球人」と言う
 言葉を思い出していました。




《原発事故》

■ 元、原子炉技術者だった大前研一 氏によるの地震と原発事故について
 話ですが非常に簡潔で説得力のある内容ですが13日の段階でこのような情報が
 配信されています。


■ 広瀬 隆氏による福島原発事故に関する解説『ニュースの真相』本質を
 付いた説得力のある話です。


ネットで海外メディアの情報を拾ってみると、政府や東電からの情報との余りの
違いに驚いてしまいますが、こと今回の原発事故に対する危機感の海外と
日本国内の温度差にはビックリしてしまいました。

TV報道を見てつくづく感じるのは、日本のTVメディアや新聞の余りの
情報リテラシーの無さです。

震災直後から、どこのチャンネルでも毎度繰り返し流される津波とその後の無惨な
映像、「報道の自由」の旗印の元、被災し家族を亡くした人への軽薄で無神経な
レポーターの質問、それに輪を掛けてボキャブラリーの無いキャスターの問いかけ。

原発事故の報道などはその際たるもので、政府や東電、安全保安院の揚げ足を
取る様な質問ばかり、今国民が必要としている情報が何なのかが全く解って
いないのには、まったく呆れてしまう。



この震災での唯一の救いはこの国には、自分たちの命を顧みず国民の
命を守るべく、今この時も孤軍奮闘している沢山の人達がいると言う事、
世界中の人々がこんなにも支援し、応援してくれていると言う事、震災の
最中、日本人の協調性と道徳心が世界中から賞賛されていると言う事です。


全国からの支援の話や現地からの心温まる話に、世の中まだまだ捨てた
ものではないと思うオジサンなのです。




それにしても震災時も後もTwitterの威力は凄かった!!






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【 いまどうしてる? 】

2010-12-30 | 社会



今年もいよいよ終わりです。

歳を重ねる毎に一年が過ぎるのが早くなって来るのを実感しています。

年末の雑務とこの所の雪掻きで疲れてしまい、またまたすっかりご無沙汰でした。



今年最後のブログは『Twitter』の話題です。


11年前にパソコンの導入と共に始めたインターネットもメールや仕事で使う資料収集が
目的でしたが、今や完全にコミニュケーションの為の重要なツールとなっていて、
色々な人との出会いの切っ掛けになっています。

今や日本でのネット利用者の約81%が日常的にソーシャルメディアを利用していると言われています。

このようなSNS(コミュニティー型のWebサイト)も世界最大の「Facebook」や
「MySpace」に日本発の「GREE」や「mixi」などそれぞれに特色があり面白いものです。

私も数年前から「mixi」を始めていますが、業績の不振からなのでしょうかね~TVでCMを
始めたのには、幻滅してしまいました。



最近は「つぶやき」と言えば『Twitter』と言う反応が直ぐに帰ってきますが
私も昨年の11月から手探状態で始めました。

一昨年までの新聞や週刊誌など、紙媒体による『Twitter』叩きも今はすっかり影を
潜めた感じです。

これまで言われて来たようにネット社会はバーチャルな世界などと言うのは
『Twitter』が作りだした社会現象により、ある意味実態あるものとして
受け入れられて来ている様に感じています。

このような紙媒体のニュースメディアにとっては、『Twitter』のツールとしてのシンプルさや
レスポンスの良さに加え画像や動画の添付、配信まで簡単に出来ると言う潜在的なポテンシャルの
高さは余程脅威だったのでしょう。


一年ちょっとやってみて思う事は、このドイツ人の学者によって携帯電話のショートメッセージから
考え出されたと言う140の文字制限が『Twitter』をより面白いものにしているように思います。

実際、自分の言いたい事を一回140字以内で纏めると言うのは中々難しいくて色々な相手との
やり取りの中でディベート能力が鍛えられるように思います。

それにしてもこのフォロアーの方々から発信される情報たるや半端じゃない量で
元来、余り行動的ではない私にとってはアンテナの感度アップにはうって付けなのです。


今年はこの『Twitter』のお陰で色々な方と知り合う事が出来ました。







6月にTwitterの『つぶやき』により発覚した元町は二十間坂の『女神像』問題を切っ掛けに
函館のTwitterジジイ達の熱い想いで始った電子署名運動。


景観論争と言うには余りにも低レベルな内容であり、国際観光都市を宣言している筈の
行政が出した結論も本質的な所の問題解決には至っておらず、相変わらずの波風を
立てぬような対応に発起人のジジイ達は怒り心頭なのであります。

このTwitterジジイ達がまた凄い!
元来の好奇心の旺盛さに加え、情報の受信感度が良い、そもそもが皆、酸いも甘いも噛み分けた
百戦錬磨のジジイ達だから情報のリテラシーも高く話をしていても中々深いのです。


そんな訳で今年はツールとしてのTwitterの凄さをまざまざと体験させられたと同時に
道具はシンプルな程使い勝手が良くて、使いこなす為には柔軟な頭が必要だと言う事を
改めて教えられた一年でした。


来年はアカウントを取ってそのままになっている、「Facebook」をやってみたいと思っています。



・・・・・・☆★・・・・・


今年も一年、『Beerかた手に独り言』にお付き合い頂きありがとうございます。
来年もどうぞ宜しくお付合いください。













【 顔 】

2009-07-24 | 社会



この所、函館は毎日雨ばかり、人間もカビてしまいそうな毎日、
お陰で私の思考回路もカビに浸食されてしまいそうです。


先日、サブノートの『Power Book』のバッテリーがついにオシャカになり、アップルの
サービスに電話をしたのですが、その迅速で的確な対応に感心してしまいました。

それと言うのも、何年か前に「IP電話」の調子が悪くてプロバイダーである『ヤッホ~』に
電話をした事があったのですが、版で押したようなマニュアル対応、三カ所を一時間に渡り
タライ回しにされ、挙げ句の果てに原因解らずでオジサンは怒ってしまった経験があったからです。

『かゆい所に手が届く』とはまさにこう言う事を言うのでしょうね~

何処かの企業のようなマニュアル的な対応では無く、自分の仕事に対する自信と誇りを
感じさせる素晴らしい対応でした。
こんな気持ち良い対応を受けるとまた、Macを買おうと言う気持ちにもなるではありませんか。

こんな些細な事からも人間性を重視した『アップル』と言う企業の『顔』がはっきり見えて来ます。
もっとも、もう~十分に製品に出ていますがね~

先日もネットのつながり具合が悪くて、色々と自分なりに調べたのですが原因が解らず
仕方なく『ヤッホ~~』に電話をしました。

前に電話したフリーダイヤルに電話すると、現在使われていない旨の音声案内?
取説に出ていた、もう一つの番号に電話するとまたしても「現在使われておりません。」??
ホトホト嫌になりました。

これでネットが繋がらなかったらどうするのでしょうね~?

どうにも、うさん臭さを感じ、同じIT企業でもこんなにも違うものかと、愕然とします。

孫さんフリーダイヤルなんか要りません、自分で通話料は払いますから会社直通の電話番号を
乗せてくださいな~!

オジサンは、いくら図体がデカ~~~イ企業でも『顔』が見えない企業は信用出来ないのです!!!

昨今はこんな『顔』が見えてこない企業が本当に多いのです。


この『顔』が見えない状況は政治の世界でも同じようです。
解散前の「自民党」のあのドタバタ劇は、一体なんだったのでしょうね~?

大事な法案を廃案にし、いまだに方向性も示されずにこの時期「マニフェスト」も出て来ない、
本当に国民の事を考えているのかと、オジサンは沸々と怒りが湧いてくるのです。

あのドタバタ劇から見えて来るものは、結局『民』の為ではなく「自分達の保身」と言う自民党の
『顔』に他成りません。
この選挙を期に『自民党』から『自分党』に変えた方が良いのではないでしょうか。

テレビであの解散の『万歳』を見ていて、何が『万歳』だとオジサンは怒り心頭なのであります。
一体、彼等は今度の選挙に我々の税金が幾ら使われるのか知っているのか!

それは、『民主党』も同じ。

費用対効果を一番考えなければならないのは、『先生方』・・・あなた達ですよ!!!

政治家の皆さん、企業の経営者の皆さん、どうか我々に「しっかり」と「ハッキリ」と『顔』を
見せてください。

それが最も簡単に確実に『信用』を勝ち得る方法なのです。






【Change ! (変革)】

2009-01-21 | 社会

『Yes, We Can!』


今朝はちょっと眠い朝です。

と言うのも歴史的瞬間、オバマ大統領の就任演説を聞きたくて、眠い眼をこすりながら頑張
って起きていました。

以前は毎度1時2時の典型的な夜型人間でしたが、年齢と共に目覚めが早くなり、今は
すっかり朝型になってしまいました。(笑い)

それにしても、素晴らしい~! 歴史に残る名演説! 

真に新しいアメリカの誕生の瞬間です。

あの若さ、その内容は雄弁で誠実、具体的で新大統領の並々ならぬ決意が伝わり、その姿は
まるで『不死鳥』の復活のようです。

今、不況や戦争で苦しんでいる世界中の人々にあの演説が勇気と希望を与えたのは
間違いないでしょう。


あァ~それなのに、それなのに、我が日本国は情け無し!

言いたくはありませんが、何処かの国の「麻ホ~総理」とはエラ~イ違いで、愕然として
しまいますが、人間としての『品格』の違いでしょうかね~・・・(笑い)

人間は誰しも、あやまちを起こします、完全である筈の「神」でさえ『人間』と言う
愚かな「生き物」を作ってしまいました。

「間違い」に気が付いたら、変えましょう! 変える「勇気」を持ちましょう!


   『Change !』  

   『YES、WE CAN !』

   変えましょう!・・・変わりましょう! 

   私達なら出来るのです!・・・


今、真に私達は【変革】の時を迎えているのです。


『YES、WE CAN !』・・・ 私達なら出来る!!!  『私なら出来る!』






【 夜明けまえ 】

2008-12-31 | 社会


函館は今日も雪、今年も終わりです。

最近は一年が本当に早く感じるのです。・・・やはり、時空はスパイラルなのでしょうか。

今年の年末は、どうも何時もの年末と気分が違います。
生れ付いての「反体制」のオジサンとしては、この状況に対してどうにもやり場のない
【怒り】が沸々と沸いてきてしまうのです。

あの総理大臣の『アホウ~』?・・・オ~ット!間違えました・・・『麻生』でした。
実は私もあの人同様、「漢字」が苦手なものですから~・・・(笑い)

しかし、まあ~あそこまで勘違いしていると、怒るより笑ってしまいます。
余程、「無意味」な時間を過して来たのでしょう~
総理としての資質と言うよりはむしろ、人間としての資質の方が問題だと思いますがね~
今日本で一番『KY』な人ではないでしょうか。

何よりも私が一番腹がたつのは、この様な結果を招いておいて行政も企業も誰一人として、
『責任』を取らないと言う事なのです。

それにしても「日本人」とは本当に平和ボケしていると言うか温厚な民族だと
つくづく思います。
乱暴な言い方ですが、他の民族で今の日本の状況下であれば間違い無く暴動が起きて
いると思います。

小泉と竹中が「グローバル・スタンダード」の旗印の元、追い求めたアメリカ型経済、
規制緩和で壊したセーフティーネット、全てはその結果なのは明らかなのに誰一人と
して責任を取らない人達。

ノーベル賞を貰った経済学者の理論の元、実体の見えない数字を追い求めた証券会社や
投資銀行、「もの作り」を忘れ、それに走ったアメリカの自動車産業。

これは真に「もの作り」を忘れた、国の末路です。

それは、日本も同じ!!

これ迄、日本の「もの作り」を支えてきた町工場などが年を越せない状況になっている
にも関わらず、銀行の貸し渋りと貸し剥がし、あれだけ税金で助けてもらったはずなのに!
この状況を見て社会的な責任を感じないのでしょうか。

世界的不況と為替の変動が原因とは言え、軒並みの企業の減収、挙げ句には従業員の首切り、
減収減収と言いつつも、株主のために内部留保分だけはしっかりと溜め込んでいる企業。
『もの作り』にとって「人は技術」です、「首切り」=「技術の流失」なのです。
技術を育てるには時間が掛ります、そんな事も分らないのでしょうか?

「内部留保」分を雇用に当てたら企業イメージが上がるのは間違いないと思いますがね~

これを期に政治や銀行、企業には自分達の社会的責任について再認識して貰いたい
ものです。


2009年は厳しい一年になる事が予想されますが、「明けない夜はなし」とも
「夜明け前が一番暗い」とも言います。

今はそれを信じて、新年を迎えたいものです。



今年も一年、『Beer片手に独り言』にお付合いいただき、ありがとうございます。
どうぞ来年も宜しくお願いいたします。




























【ものづくり】

2007-02-07 | 社会
お正月休みが明けてから毎日バタバタしていて、すっかり御無沙汰して
しまいました。

最近は色々なものを創る世界でコンピューターが使われていますが、
私達の業界でもCADやグラフィックソフトなど様々なソフトが使われていて
今ではパソコンがなければ仕事にならない状態です。

そう言う状況の中で何年か前からとても気になっている事があり危惧しています。
それは色々な【ものづくり】の現場がペーパーによる二次元的思考からCGによる
三次元中心の仮想世界での【ものづくり】に変わってきていると言う事です。

実際、私もCGを利用して仕事をしていますが、このCG(仮想世界)に頼り切った
最近の【ものづくり】に疑問を持っています。
コンピューターと三次元ソフトの組み合わせは解析作業などでは絶対だと思って
いますが。

一般的に【ものづくり】はデザインをペーパーの上に表現する事から始まり、
それを図面にしたりモデリングしたり、くり返し検証して製品化するのですが、
CGの場合は最初から形をモニター上で見る事ができ頭の中であれこれ組み立てる
必要がないのです。
目に見えている物を現実の物だと錯覚してしまうのです。
これが曲者なのです!
この手で触れないモニターの中の画像を何の疑いも無く信じて物によっては、
試作もしないで製品化をする場合があると言う話しを聞いた事があります。

若い人達の中にはCGのオペレーションをしているだけなのに、あたかもデザインを
していると錯覚している人がいたり、形遊びの様な事がデザインだと思っていて
本当に基礎的なデザイン力の無さを感じています。
人間が手で触れて使う物を手で触ってデザインをしないでどうするのでしょうか?
形遊びとデザインすると言う事とは違うのです!

昨年の家庭用シュレッダーによる指の切断事故も私には基礎的なデザイン力の無さ
が原因に思えてなりません。(あんな事は当たり前だと思うのですが!)

今はメーカーの商品開発もスピード勝負のような所があり、CGが介在しない
商品開発は不可能な状況ですが仮想の世界だからこそ、それを補正する為の経験
と基礎的なデザイン力が不可欠なのです。

今の世の中、TVや新聞などの活字媒体もはっきり目に見える物程、一度眉に唾を付けて
みる必要があるのかもしれません!




自然現象

2006-11-08 | 社会

紅葉も終わり、函館もいよいよ初雪の季節を迎えます。

初雪の使者である雪虫がだんだん目に付くようになってきました。
私が幼い頃にはこの時期、お天気が良い暖かい日に大量に発生して、太陽にあたって
白く輝き真に雪が降っているようで歩いているとよく口や目に入ったものです。
そんな状況も最近は全然見なくなりました。

昨日の佐呂間の竜巻の後のショッキングな映像には驚きました。
最近は日本でも竜巻の話題を見聞きする様になりましたが、感覚的にはやはり
アメリカの話しと言う感じでした。

今年の夏休みに行ってきた場所だけに余計にショックでした。

2004年の台風18号の時も暴風被害は相当な物で、大沼公園の物凄い倒木被害や
黒松内のブナ林の巨木の倒壊はショックでした。

本当に風が通過した所だけが綺麗に倒れているのです。
【根こそぎ】とはこう言う事かと再認識させられました。

最近の雷の多さも気になります。
大体、雲の形も色も違います。

地震もそうですが特に竜巻は、自然の脅威を感じます。
私はいつも竜巻で家が粉々になる映像を見る度に、建築と言う行為の虚しさを
感じてしまいます。

ちょっと、深呼吸をして自分の廻り、住んで居る所の環境の変化を感じてください。

思っている以上に【異常気象】は進んでいるように思えてなりません!