函館は今日も雪、今年も終わりです。
最近は一年が本当に早く感じるのです。・・・やはり、時空はスパイラルなのでしょうか。
今年の年末は、どうも何時もの年末と気分が違います。
生れ付いての「反体制」のオジサンとしては、この状況に対してどうにもやり場のない
【怒り】が沸々と沸いてきてしまうのです。
あの総理大臣の『アホウ~』?・・・オ~ット!間違えました・・・『麻生』でした。
実は私もあの人同様、「漢字」が苦手なものですから~・・・(笑い)
しかし、まあ~あそこまで勘違いしていると、怒るより笑ってしまいます。
余程、「無意味」な時間を過して来たのでしょう~
総理としての資質と言うよりはむしろ、人間としての資質の方が問題だと思いますがね~
今日本で一番『KY』な人ではないでしょうか。
何よりも私が一番腹がたつのは、この様な結果を招いておいて行政も企業も誰一人として、
『責任』を取らないと言う事なのです。
それにしても「日本人」とは本当に平和ボケしていると言うか温厚な民族だと
つくづく思います。
乱暴な言い方ですが、他の民族で今の日本の状況下であれば間違い無く暴動が起きて
いると思います。
小泉と竹中が「グローバル・スタンダード」の旗印の元、追い求めたアメリカ型経済、
規制緩和で壊したセーフティーネット、全てはその結果なのは明らかなのに誰一人と
して責任を取らない人達。
ノーベル賞を貰った経済学者の理論の元、実体の見えない数字を追い求めた証券会社や
投資銀行、「もの作り」を忘れ、それに走ったアメリカの自動車産業。
これは真に「もの作り」を忘れた、国の末路です。
それは、日本も同じ!!
これ迄、日本の「もの作り」を支えてきた町工場などが年を越せない状況になっている
にも関わらず、銀行の貸し渋りと貸し剥がし、あれだけ税金で助けてもらったはずなのに!
この状況を見て社会的な責任を感じないのでしょうか。
世界的不況と為替の変動が原因とは言え、軒並みの企業の減収、挙げ句には従業員の首切り、
減収減収と言いつつも、株主のために内部留保分だけはしっかりと溜め込んでいる企業。
『もの作り』にとって「人は技術」です、「首切り」=「技術の流失」なのです。
技術を育てるには時間が掛ります、そんな事も分らないのでしょうか?
「内部留保」分を雇用に当てたら企業イメージが上がるのは間違いないと思いますがね~
これを期に政治や銀行、企業には自分達の社会的責任について再認識して貰いたい
ものです。
2009年は厳しい一年になる事が予想されますが、「明けない夜はなし」とも
「夜明け前が一番暗い」とも言います。
今はそれを信じて、新年を迎えたいものです。
今年も一年、『Beer片手に独り言』にお付合いいただき、ありがとうございます。
どうぞ来年も宜しくお願いいたします。