徒然に思いをこめて♪

季節のさりげない出来事を、思い出のポケットに仕舞い込むように・・・
あなたの心に届くようにと・・・♪

独り言。。。

2005年05月15日 | 独り言
父がこの世を去ったのは、今年の1月24日でした。
ガンの告知を受けて、7ヵ月半後の事でした。
闘病中、仕事も休んで看病しました。

逝ってしまった時、友人は口を揃えて
「一生懸命看病したし、気持ちの整理の時間もあったから
後悔はないよね。。。」
そう言いました。

私は
そのたび
「そうだね、これ以上苦しまなくて済むように
やっと、楽になったって思うよ」
って答えました。

でもね。。。。
ウソだよ。。。。。
後悔ばかりです。。。。
旅立って4ヶ月
ふと思い出しては涙が出ます。。。
お父さんっ子だったから余計辛くてね。。。

あの時
あの日
あれもしてやればよかった。。。
もっと優しくしてあげれば良かった。。。
病室で、もっと話をしてあげれば。。。。
後悔だらけです。。。
だから、吹っ切れられないのかもね。。。

親友と数年前「星野富弘」さんの原画展を、見に行きました。
親友に
「この詩見て。。。」
と薦めました。
その詩を読んだ親友は、涙ぐんでいました。

あくび。。。。
今度は、その詩で涙ぐんでる私がいます。
どういう別れでも、後悔ってあるんだよね。。。。


・・・別れ・・・
       -星野富弘ー

  あなたが最後に見た季節が
  また巡って来ました
  あれから私は幽霊と言うものが
  いてもいいと思うようになりました
 できることなら あなたに幽霊になってもらってでも
 もう一度逢いたいのです

 父ちゃん
 気付くのが少し遅かったけれど
 分りました
  詫びることもお礼をいうことも
  出来なくなる別れが
  あるということを