徒然に思いをこめて♪

季節のさりげない出来事を、思い出のポケットに仕舞い込むように・・・
あなたの心に届くようにと・・・♪

宮崎の雪♪

2005年05月24日 | 子育て日記
もう、ずいぶん昔の話♪
息子がまだ小学校低学年の頃
宮崎に、大雪が降ったことがありました


宮崎も私の住んでる
中央平野部は、雪が降ることが少なく
たまに降っても、チラッとするだけで
積もることはありません。

その日
丁度、インフルエンザの流行中で
例外なく
息子もインフルエンザにかかっていました。
主人も娘も居たので
土曜か日曜のことだったと思います。

庭には、うっすらと雪が積もっていました♪
遠くの山を見ると真っ白になっています。
朝刊には、車で15分くらいの場所が
真っ白な雪景色で載っていました。

居てもたってもいられなくなった私
”こんな機会を逃したら、もうチャンスがない!子供たちに宮崎の雪を見せたい♪”

そう思った私は主人に
雪を見に行こうと誘いました
もちろん子供を連れてです。

「え?息子はインフルエンザだよ!」
そういう主人に
「絶対に車の外に出さないから」
と約束してインフルエンザの息子と
いつでも元気な娘をつれて いざ出発

でも
心の中では
”雪を見て、外に出ないで我慢できるわけがない”

ひそかにそう思っていました。

車を走らすこと15分
思ってたより、ものすごい雪に
私のほうが、はしゃぎまくり

道路横の、適当に広い駐車スペースに車をめたら
さっそく
「お母さん♪外に出ていい?」
と聞いてきました。

主人に聞かないのが、我が子供たち
母はめったに ダメと言わないのを知っています

「ココまで来て、雪に触れなかったら、一生後悔するよねぇ。。。」
主人の返事を聞く前に
もう子供たちは、外ではしゃいでいました
もちろん私もです

しばらく子供の様子を見ながら遊ばせて帰路へ

そして奇跡が起きました
息子の高熱が平熱になっていたのです。
その後も、息子が熱を出すことなく
インフルエンザは、家族にも移らず終結♪

中3の息子は今でも言います
「あの時は、おどろいたぁ~。」
「何に?」
「雪にも驚いたし、熱が下がったのにも驚いたし、何よりインフルエンザの僕を雪に触らせたいから行こうって言った母さんにおどろいたぁ~」

そのときの嬉しい体験は
今も、息子の中で鮮明に残ってるそうです