三陽日記帳

そこへ行ってどうするかというと、僕は唖でつんぼの人間のふりをしようと考えたんだ。でも、できるのか?

結局

2005-12-25 01:03:55 | Weblog
ギレンの野望PSP買っちゃったよ。

ギレンの野望は私が考えるガンダムゲームの理想型にかなり近いんだよね。
最初にサターン版をやったときは「コレだ」と思ったものです。

ガンダムのゲームは数あれど、
一年戦争をシミュレートするウォーゲームってのは存在しなかった。
ギレンの野望がエポックメーキングだったのはその点に尽きると思いますね。
ガンダムの物語をゲーム化するんではなく、世界観をゲーム化したあたりに、
センスが感じられると思うんですよ。

なによりこのゲームが優れていたのは、
単なる大戦略系のゲームにしなかったこと。
そう、ボードのウォーゲームのルールを非常にうまく利用してる。
ユニットのスタックができるコンピュータウォーゲームは、
なかったんじゃないかと思いますね。まぁ、私が知らないだけかもしれないけど。
スタックができるってことは、圧倒的に戦術の幅が広がるんですよ。
ドップ・マゼラのスタック複数で薄い戦線を形成するとかねwww
あと、拠点と拠点をつなぐ補給線の概念も、
システムソフト/光栄が猛威を振るったコンピュータゲームの世界では、
めったに見られないシステムでした。

まぁ、欠点もありますけどね。
戦術級と捉えると、すぐ戦闘が打ち切られるのでテンポが悪いし、
作戦級と捉えると、個々の戦闘が面倒くさすぎるし、
戦場の広さに対してユニットが少なすぎて、
ユニットの移動のみで終わってしまうこともしばしば。
戦略級と捉えると、もう少し攻略の順序とかに自由度が少なすぎる。
(大体、ジオンは地球降下する前にルナツーを攻略するべきである)
本当は一週間戦争とルウム戦役もプレイできれば文句はないんだけど。
あとコロニー破壊をしないとかの選択の幅も欲しい。
まぁ、そうすると、もはやガンダムではなくなってしまうんだけどね。

なんだかんだ書きましたが、要するに好きなんですよね。
ただ、私は実はサターン版しかプレイしたことないので、
今回のコレもまぁジックリやってみますは。