先日、スーツアクター同期の芝居を見に行った。するとそこはかつての先輩達もたくさんいて、20年ぶりに会う方もいたりした。で、今日のタイトル、『太陽戦隊サンバルカン』がどうした?という訳で、ご説明します。
実はこのお芝居に、私の所属していた事務所の先輩である伊藤久仁康さん(現:剛裕樹)が出演していたのだ。この名前でわかる方はわかるはず。そう、サンバルカンのバルパンサーのスーツアクターなのだ。
サンバルカンは現役では観ていなかったため、アクションを始めてから過去作品をビデオなどで観た際に、あらためてこの作品の凄さに驚いた。我々からする凄さというのはやはりアクション。(物語で一番面白かったのは、ジェットマン)バルシャークの柴原さんのアクションも凄いが、やはりパンサーでしょう。いきなり名乗りでバック宙ですから。各地のショーでは、バック宙の入らない名乗りのパンサーが多かったとか。
で、私が新人の頃は、練習・ショーと伊藤さんにお世話になったのです。あまりにも動きが早く、手について行くのがやっと。イメージで言うと、かかろうとする際にこれだと早すぎるなと思うぐらい先に動きはじめないと、先輩の受けが間にあわない。
当時(20年前)はもう番組は降りられていた(ゴーグル・イエロー時、怪我で降板)。が、当時の連続バック転の早さ、その場バック宙の高さ、ミニトランポリン2回宙返りの高さは絶品であった。
芝居の中でも、もう50近い年齢は全く無視して、バック宙、バック転、アクションの素早さは健在!あらためてびっくりしました。
いくらトレーニングしていてもあの動きはないです。自分自身が年齢を重ねていて思うのは、やはり、関節の油切れ感。バック転しようにも、伸びと速さが若い頃に比べて出したくても出ない。
あらためて人間の常識や限界を打ち破られたひとときであった。
さて、伊藤さんについては少し続きがあります。次回その点を。
(つづく)
伊藤さんの大ファンです。
どうも・・・続きが気になって仕方ないのですが。
よろしくお願いします!