明日がはじまるとき

事業仕分け 議論の向こうに明日がある

開成町の事業仕分け

2010-10-20 | 事業仕分け
10/17(日)は神奈川県開成町の事業仕分けでした。
私は自分の課の仕事で出勤、参加できませんでしたが
傍聴された寒川町の山蔦紀一(仕分け人経験者でもあります)から
んなメールが届きましたので、
ご本人の了解を得て紹介させていただきます。  
  
 
















































開成町長のブログ
http://hydrangeaceae.cocolog-nifty.com/hydrangea/2010/10/post-c03d.htmlに、

「かやぶき屋根の古民家・瀬戸屋敷」を「不要」とした
事業仕分けについて、
「理解に苦しみました」、
「どうしてこういった判定なのか、怒りがこみ上げてきます」
と苦言を呈されています。
 








「説明がまずかった点もある」と町長は述べられていますが、
私はそうではないと思います。
町長は、ご自分が有能なリーダーだと思われるなら、
決して「他山の石」(仕分けを構想日本がへりくだることはないが)
捨ててはいけないと思います。
 
また、仕分けで説明した町長の部下が、
町長の思いや狙いを
十分理解していなかったのであれば、
この事業は
町長が庁内に十分理解させないで
「独断・専行した」事業ということになります。
独断ならそれはそれで、仕分けに掛けなければ良かった
のではないでしょうか。

掛ければ当然、何か仕分け人達から異質の見方が出て来るはずです。
これを期待し、参考にしようという意思が町長におありになった
はずですから、
これは想定内のことであり、
「怒り」がこみ上げて来る問題では
ないと思います。
 





以上のような内容でした。
 

この町長さんは内閣府『地方分権改革推進委員会』のメンバーでもあり、
全国的に活躍されている方です。
 
私もいろいろな場面でお話させていただきましたが、
大変にアグレッシブな方です
また、相手が誰でも対等に接してくださり、懐の広さを感じています
 
そんな町長さんが、ブログに3回連続で取り上げるほど
事業仕分けというのは
強烈な刺激であり、
言い換えれば、
「諸刃の剣なので取扱注意」をすべきということでしょう。

この「諸刃の剣なので取扱注意」については、
またじっくり書いてみたいと思います。

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