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東電の電気料金はぼろ儲け!?

2011-06-17 | 事業仕分け

今日わかった東電の電気料金のしくみ。あまりにも酷いぼろ儲けに、東電ずるい!と怒ってしまいました。

 
それは、夏に向けた節電対策どうする?と、係長と相談していたことが発端でした。
 
私たちが使っている施設は、3月の大震災以来節電に努めていましたので、いったいどれくらい安くなったんだろう、と電気料金の請求書を並べ、期待して見たら・・・使用量は減ったのに、基本料金は去年の夏から高いまま!変わっていないんです。
(ちなみにうちの施設は、法人の高圧、実量制の契約なので、一般家庭とは算定基準は違いますから参考程度にしてくださいね。)

 
東電のHPとカスタマーセンターに確認したところ、この契約電力というのは、当月を含む過去1年間の各月の最大需要電力のうちで、最も大きい値が基本料金になってしまうんですって
 
 
つまり、4月に70kwで契約開始していても、8月に120kw使ってしまったら、翌月からその使用料で基本料金が決まってしまい、その後の11カ月はどんなに使用量が下がっても、高い基本料金のまま支払い続けなければいけないのだそうです。この東電HPの表がわかりやすいですよ。
http://www.tepco.co.jp/e-rates/corporate/data/decision/index-j.html

電気料金はこの基本料金のほか、使用した量に応じた料金を加えた額、そのほかの割引などで決められますから、使用料を減らせば済む、とお思いでしょう。

 
基本料金は一旦決定したら、1年間変えてくれないですし、なにしろ高い。
基本料金は1kw当たり1,680円。うちの施設が月に20kw落としたら、毎月33,600円、1年で403,200円の減額になります。
たまたまイベントなどで平均を遥かに超える月があり、通常はその半分以下の使用量になったとしてもダメだそうです。
前年度の平均を基本料金にするとか、他の方法も考えられるはずなのに・・・
やはり、競争がないからでしょうか、高止まり&言い値状態。

 このたびは震災で料金の見直しをしてあげた(上から目線!)そうで、この機会に基本料金を見直すとのことですが、翌月に使用量が上がった場合、1度だけ聞き取りや節電の決意表明をした上で猶予を与える(また上から目線!)そうです。しかし、2度目に契約量を超えたら有無を言わさず、使った量で請求するとのこと。

 
こんなぼろ儲け状態だということを初めて知りました。
 料金設定は東電の思うままだったんだ、とわかり愕然です。


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