明日がはじまるとき

事業仕分け 議論の向こうに明日がある

小諸市前夜

2011-10-14 | 事業仕分け

1016日(日)は、長野県小諸市の事業仕分け。昨年度に続き、芹澤市長の強いリーダーシップのもとに実施されます。
http://www.city.komoro.nagano.jp/www/contents/1317963756332/index.html

 事業仕分けで重要な位置を占めているのが、事業選定です。
論点の乏しい枝葉の事業(事業費も考慮)や、すでに方向が定まっているもの(×年後には廃止など)、事業内容に行政の裁量の余地が無いもの(事務改善くらいしか議論できない)などは極力避けたいです。
 そうでないと、「大きな争点のある事業を避けた」、「本気で議論するつもりはないのだ」と、住民に受け止められてしまい、仕分けをすること自体がマイナス効果となってしまいます。

 そこで小諸市では、夏頃から選定方法を検討してきました。市民の方4人と構想日本2人で構成する「対象事業選定委員会」を設置、市民から仕分け対象事業を公募し、公開の場で検討しました。

事業仕分け対象外の基準は、次のとおり明確です。
・法定受託事務
・市長マニフェストに掲げている事業
・事業規模が50万円未満の事業
・すでに事業仕分けを行った事業

この基準に則り、

・市民からの提案事業を優先採択し、
・更に、市民サービスに直結するような事業
・特に、受益者負担を考えるべき事業
・行財政改革に資するような事業を選ぶ

など、所管課や事業内容のバランスも考慮しました。

ほとんどの部署が対象となっているので、さまざまな分野に関心をお持ちの方でも、いくつかは興味のある事業が抽出されたと思います。
小諸市の象徴ともいうべき「小諸懐古園」も対象になっていますよ。

 この選定委員全員が、そっくり、当日の市民仕分け人として参加されます。
当日のお話を聞く限り、行財政改革に熱い思いをお持ちで、事業にも精通されているようです。
近くの方は、ぜひ、いらしてください。

なお、この週末は、静岡県(1516)と三島市(1516)でも同時開催です。そちらにもぜひ。

仕分けもいよいよ終盤。今年度の反省を踏まえ、さらに良いものにしたいです。


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