BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

オンライン試験

2020-08-09 | 思い遥か

オンライン試験のエッセイがあった。日経新聞のコラムである。筆者は歌人でもあるので、コラム名は、うたごころは科学する、そしていきなり話題はコンピュータの科目名とそのオンライン試験から始まる。同じくファイルの山とのマラソンような作業と書かれている。なるほど、画面採点をするのだろうかと、こちらの手元にある試験のプリントアウトを眺める。



うたごころは科学する 短歌の採点  坂井修一
825文字

担当するコンピュータ・アーキテクチャのオンライン試験が終わった。さあ採点だ。
答案の山(電子ファイル)から一つ一つ取りだして、学生君たちの作った答案と向き合っていく。マラソンのような作業である。特に記述式問題の採点。わかっているのかわかっていないのか、とにかく画面は真っ黒である。
コンピュータの試験は、知識と論理的思考力があれば解ける。知識といっても、字句を丸暗記するようなものではない。コンピュータとは何か。コンピュータを組み立てるのになぜこういう構成法や動作方式をとるのか。きちんと理解しているかどうかが問われる。
問題によっては複数の正解がありえるものもあるが、採点は厳密に行える。絶対的な評価軸があるのだ。


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