BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

看護の神

2023-05-08 | 日々新た



出雲大社で縁結びの神様がいて、ほかにも本殿内には、客座五神ほど、そこで本殿脇にさらには、看護の神が祀られているのを知る。
大国主大神を助けた古事記の神話による。
看護の神様というのは、蚶貝比賣命 キサガイヒメノミコトと、蛤貝比賣命 ウムギヒメノミコト。キサガイヒメは赤貝、ウムギヒメは 蛤 はまぐり の神様。
大社に摂社として本殿の右隣、天前社 あまさきのやしろ、並び立つ。

検索して、浜松に神社があることを知る。


https://www.kisa-jinja.jp/about
>御神徳   健康・長寿・怪我・病気平癒
古事記(712年)「因幡の白兎」に続く話。
大国主命は、八十神等の騙し討ちにより、赤猪に見立てた大きな焼けた岩を抱きとめ大火傷を負います。母神(刺国若比賣命)の願いにより神産巣日神は、蚶貝比賣命と蛤貝比賣命を使わす。蚶(あかがい)の白い粉と、蛤(はまぐり)の粘液で膏薬(こうやく)を作り治療すると、大国主命は元の麗しいお姿に戻られました。
これにより、健康・長寿の神、また怪我・病気平癒の神と崇められています。
大国主命が抱き留めたとされる赤石が神社拝殿の西側にまつられています。
>地上に降り立ったキサガイヒメは赤貝の殻を削って白い粉を作りました。ウムガイヒメはお乳を出してその粉を練り合わせ、オオクニヌシの体に塗っていきました。
すると、みるみるうちにやけどが治り、オオクニヌシは、元のとおりたくましい姿によみがえったのです。
脚本:舞阪郷土史研究会/きさの里物語制作会議 

古事記に、
大穴牟遅神(オオナムチノカミ)の御祖の命(ミオヤノミコト=御母神)は泣き憂いて、天に上り、
神産巣日神(カミムスビノカミ)に請い願った。
神産巣日神(カミムスビノカミ)は、
蚶貝比売命(キサガイヒメノミコト)と
蛤貝比売命(ウムガイヒメノミコト)を遣わして、
大穴牟遅神(オオナムチノカミ)を治療して復活させられた。
蚶貝比売命(キサガイヒメノミコト)は、赤貝の粉を刮(きさ)げ集め、
蛤貝比売命(ウムガイヒメノミコト)は、それを母の乳汁(おものちしる、蛤の汁)と混ぜ、塗りしかば、
大穴牟遅神(オオナムチノカミ)は、
麗しき壯夫(おとこ)と成りて、出であそびき。
         
                     
                  


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