BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

近代は

2020-10-06 | #日本語教育

日本語教育史は近代を話す。近代を時代史に沿って明治以降とする。現代までとなるとこの30年ほど前まで、平成のころとなる。しかし、時代は昭和の半ばまでを近代として、戦争の時期にさしかかる、その終戦までを見る近代の見方になる。現代は敗戦後の70年余となる。さて、戦争のあいだに、日本語教育史では負の歴史がある。負の遺産を戦後にうけつぐ、それは第二次大戦後、太平洋戦争、日中戦争の戦いを歴史評価して、その間に行われた日本語教育が国語教育との実践で捉えることになる。すなわち、日本語教育は内外ともに近代の歴史に始まるのであったが、それは国語教育が外地で進められた出来事で、近代は日本語教育を国語教育の現れとして見ることになる。俯瞰して、日本語教育は近隣アジアの地域で国語教育が行われたのであるから、その背景は外地の言語教育となるか、占領に、進出した現地に内地同様の国語教育が現れる。朝鮮半島、中国満州国、中華民国台湾、そして南洋諸島で、国語が教育に取り入れられた。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。