けいぽんがく

Kポンが音楽を中心に書いたブログです。

BUMP 5thアルバム『orbital period』の奇跡[後編]

2007-12-30 22:14:06 | [音]BUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKENアルバムリリーススペシャル
(パチ パチ パチ (^_^)v )

前作『ユグドラシル』から約3年4ヵ月ぶりとなる
5枚目のアルバム『orbital period』が
'07-12/19にリリースされました。

前編の記事はorbital period』の奇跡[前編]を読んで下さい。

それでは『orbital period』の奇跡[後編]スタート!

Orbital_period_b_410:花の名
11:ひとりごと
12:飴玉の唄
13:星の鳥 reprise
14:カルマ
15:arrows
16:涙のふるさと
17:flyby
28:BELIEVE

 

花の名
シンプルな音源でよりメッセージ色を強めたこの唄。
やっぱり最終的に辿り着くのは、
♪僕だけを 待っている人がいる
 あなただけに 会いたい人がいる
ではないだろうか。
一緒にいた時の思い出はいつまでも記憶の片隅にあり、
それがふとまた会いたいという気持ちに変わるのではとないかと思う。

ひとりごと
優しさって何だろう?
優しさはしようと思ってするものじゃない。
変に意識をすると出来なくなる。
なぜなら人と人がいれば自然に出来るものだから。
そんな感じでひとりごと。

飴玉の唄
この曲の歌詞はとても難しい。
ここでいう君は"星の鳥"なのか。
公転周期で出会いまた別れてしまうのか。
飴玉も食べると消えてしまう。

君と飴玉は同じなのかな。

星の鳥 reprise
次の曲『カルマ』のイントロ曲で、
2曲目の『星の鳥』をアレンジしています。

カルマ
カルマの意味は業=なすこと,行為という意味らしい。
ガラス玉がひとつともうひとつ落ちるんだけど、
はじめはひとつ分の陽だまりにひとつしかいない。
でも、お互いに出会って行動を起こすことで、
初めてひとつ分の陽だまりにふたつ一緒にいることが出来る。

やっぱり出会いって大事ですね。

arrows
ブックレートの絵本を読みながらこの曲に辿り着いたので、
お互い捨てられた物同士、土で作った星の鳥に
集まったのかなと思いました。
いろんな所にたらい廻しにされ、探検ごっこ。
ここでも最後は"ふたつ"で弓を渡って(つまり矢=arrow)
あんなに近い ずっと遠い あの雲にのぼろう
一緒に ここから 離れよう
って言っています。
王様の宝物はガラクタじゃない、どれも素晴らしい宝物って
意味もかかっているのかな?

涙のふるさと
ブックレート読みながら曲を聞いている人は、
なるほどここで『涙のふるさと』か!って思ったと思います(笑)
最初は涙=彼かと思ったけど、他にも物であったり、
思い出であったりいろいろ当てはまると思う。

最後の歌詞の
♪笑わないでね 俺もずっと待ってるよ
 忘れないでね 帰る場所がある事を
がとても温かく響いて勇気が出てきます。

flyby
エンディング曲。
再び軌道に乗って舞い戻ってきました。

BELIEVE
隠れトラック。
聞いてのお楽しみ(笑)

 
 
以上『orbital period』の奇跡[後編]でした。

どうでしょうか、私なりに曲の感想を書きましたが、
伝わったでしょうか。
今回のアルバムには88ページのブックレート(童話+歌詞)[写真左下]が
ついているので、
それを読みながら曲を聞いていくと、
アルバムの曲のつながり、orbital periodが見えてくるんじゃ
ないかなと思います。

またBUMP OF CHICKENの新曲が出た時は曲紹介します。
その時まで、ばいばい。