2007年10月20日 土曜日 曇りのち晴れ 最高20℃,最低15℃
BUMP OF CHICKENシングル目前スペシャル。
(パチ パチ パチ (^_^)v )
ということで、いよいよ来週10/24(水)、
BUMP OF CHICKENのニューシングル
『花の名』と『メーデー』が2枚同時リリースされます。
『メーデー』はりリースの日まで曲が聞けませんが、
『花の名』はＰＶも流れています。
それでは『花の名』の感想をＰＶと音楽の
両面から見てみましょう。
■ＰＶ■
<前説>
今作は、山崎貴監督の映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の
主題歌になっています。
映画監督の山崎貴氏とは、前作『涙のふるさと』で
CM,PVともにタッグを組んだ仲。
お互いの才能を認め合い、今回映画主題歌で起用されました。
今回のPVは残念ながら堀北真希さん出ませんでした(笑)
PV(BUMP OF CHICKENの他のPV含む)を見たい方は、
下記部分をクリック σ(・・。)
『花の名』のＰＶ等
さて内容ですが、
１番では、ボーカルの藤原基央さんが一人、
秋の丘の裾の草原に座り、
夕日のあたる中ギターを弾いています。
ゆっくりとしたメロディーに哀愁漂うシーンです。
２番に入って、BUMPの他の3人も登場。
丘の上を歩く人達。その後ろの近未来の背景(合成)との
ミスマッチが印象に残り、メッセージを伝えています。
映画との兼ね合いもあるのでしょう。
そしてＣメロで少年が未来の方へ紙飛行機を飛ばします。
最後のサビの部分、
紙飛行機を飛ばした少年は、何を見つめ何を思ってるの
でしょうか？未来の事なのでしょうか？
演奏を終えたBUMPの4人は丘の上に上がります。
1番最後のシーンも何かメッセージを感じた人は
多いのではないでしょうか？
とにかく、映画や曲のイメージとあったいいPVに
仕上がっています。
■音楽■
『ハルジオン』,『ダンデライオン』(アルバムjupiterの中の1曲)に
続く"花"作品。
どちらも歌詞が奥深い作品ですが、今回の『花の名』も
歌詞を見てすごく引き込まれました。
曲はスロー・バラード。タイプでいえば『supernova』と
同じタイプのように思えました。
歌詞の中で私が特に気に入ったのは下記3箇所。
「そこからひとつを
選んだ僕だけに唄える唄がある
あなただけに聴こえる唄がある」
「生きる力を借りたから
生きているうちに返さなきゃ」
「同じ苦しみに迷った
あなただけに唄える唄がある
僕だけに聴こえる唄がある」
たくさんの同じような花が咲いている中で、
その1つを選んだのは、自分と同じ環境,悩み,喜びを
もっているのかもしれない。
お互い支えあって生きてゆこうと
いうように感じました。
ラストの歌詞、
「僕だけを待っている人がいる
あなただけに会いたい人がいる・・・・」
ここは去年映画『ただ、君を愛してる』で知った、
『恋愛寫眞 もうひとつの物語』(市川拓司著)の中の
一文
「あなたは、一人分の幸福をその手に持っているのよ」
を思い出しました。
以上『花の名』の感想でした。
皆さんもPVを見て何かを感じて頂ければなと思います。
最後に『花の名』の歌詞を載せておきます。
作詞・作曲/藤原基央
簡単なことなのに
どうして言えないんだろう
言えないことなのに
どうして伝わるんだろう
一緒に見た空を忘れても
一緒に居たことは忘れない
あなたが花なら
たくさんのそれらと
変わりないのかもしれない
そこからひとつを
選んだ僕だけに唄える唄がある
あなただけに聴こえる唄がある
僕がここに在ることは
あなたの在った証拠で
僕がここに置く唄は
あなたと老いた証拠で
生きる力を借りたから
生きているうちに返さなきゃ
涙や笑顔を
忘れたときだけ
思い出してください
同じ苦しみに迷った
あなただけに唄える唄がある
僕だけに聴こえる唄がある
みんな会いたい人がいる
みんな待っている人がいる
会いたい人がいるのなら
それを待っている人がいる
いつでも
あなたが花なら
たくさんのそれらと
変わりないのかもしれない
そこからひとつを選んだ
僕だけにあなただけにいつか
涙や笑顔を
忘れたときだけ
思い出してください
迷わずひとつを
選んだあなただけに唄える唄がある
僕だけに聴こえる唄がある
僕だけを待っている人がいる
あなただけに会いたい人がいる・・・・