けいぽんがく

Kポンが音楽を中心に書いたブログです。

BUMP 2ndアルバム『THE LIVING DEAD』の衝撃[前編]

2007-03-28 23:09:21 | [音]BUMP OF CHICKEN

さて、私Kぽんはブログ"元日の新年の挨拶"で
以下の目標を掲げていました。

BUMP OF CHICKEN 2nd ALBUM 『THE LIVING DEAD』の感想
 今年3月までを目標にしています。

実は、このアルバム2月にはレンタルしていたのですが、
2月はとにかく仕事が忙しくて、
今週こうして記事を書ける日が来ました。
今日,明日と2日に渡ってそれを実現したいと思います。
ということで、BUMP OF CHICKEN2夜連続スペシャル
(パチ パチ パチ (^_^)v )

それでは『THE LIVING DEAD』の衝撃[前編]スタート!

Livinga01.Opening
02.グングニル
03.ベストピクチャー
04.続・くだらない唄
05.ランプ
06.K

Opening
優しく語りかけるような歌。
まさにOpeningにふさわしくこのアルバムの物語の始まりです。

グングニル
この曲を聞きながら、グングニルとは何ぞやと調べました。

グングニル(Gungnir)は、北欧神話に登場する伝説の武器で、
オーディンの持つとされる銀の槍。
この槍を投じると何者もかわすことができず、
敵を貫いた後は持ち手のもとに戻るという。

みな信じない安っぽい宝の地図をもとに船にのり旅に出る彼。
グングニルを手に持ち戦いさまよう。
このアルバムのテーマである物語の始まりにふさわしい1曲です。

ベストピクチャー
今の現代社会をこの曲にのせたのでしょうか?
1番では貧しい暮らし。2番では裕福な暮らし。
でも、どちらの世界にも不安はあるもので。
それを絵(ピクチャー)に描いて生きている事を証明する。

続・くだらない唄
『くだらない唄』は1st ALBUM 『FLAME VEIN』に
収録されていますが、共通点は丘のタンポポ。
都会での夢に破れ、戻ってきた湖の見えるタンポポの丘の
桜の木の下。この丘で涙を流した日の事を思い出しながら。
それでも、この変わらぬ景色に勇気づけられる。
何か『涙のふるさと』を思わせるような曲です。

ランプ
ランプを自分の心に置き換えたこの曲。
ランプに火をつけて勇気づけようと頑張っています。
3曲目からこの5曲目までは励ましソングが続きます。


BUMPファンには評価の高いこの『K』という曲。
この曲は2曲目と通ずるところがあるが、
世間からののしられた黒猫。その猫が絵描きと出会う。
絵描きは猫に「黒き幸」"ホーリーナイト"と名づけ、
黒猫と絵描きは親しくなる。
そんなある日、絵描きは黒猫に"最後の手紙"を預けて、
夢を見て飛び出した僕の帰りを待つ恋人へ届けてくれと
お願いする。
黒猫はこれまでの恩返しと必死になって手紙を
届けようとする。
途中罵声と暴力に遭いながらも、最後の力を振り絞って
恋人に家にたどり着く。
そして手紙を読んだ恋人はもう動かない猫の名に
アルファベット1つ加えて庭に埋めました。
そのアルファベットが『K』です。
さてこの意味は?
答えは最後の1行の歌詞でわかりました。
「聖なる騎士を埋めてやった。」
つまり、night(ナイト)+K=Knight(騎士)ということです。
奥が深い1曲です。

以上『THE LIVING DEAD』の感想[前編]でした。
明日は[後編]をお送りします。