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山の手デンタルクリニック

院長の趣味について

『ツバメ返し』

2008-02-28 12:13:09 | Weblog
おはようございます。

みなさん、『ツバメ返し』って言葉をご存知ですか?
ご存知ですよね~~。

『佐々木小次郎のツバメ返し』として有名ですね。


そして、柔道の技にも同じ名前の技があるんですよ。
足払いをかけてきた相手の足をすくい上げる技です。


昨日、柔道の練習で『ツバメ返し』の達人に会いました。

体育館の柔道場へ入っていくと
先週よりもオジサン達の数は多く。
その中で、黒帯の若者をバッコンバッコン投げている人がいました。

見ていると、軽くヒョイヒョイっと足技で投げています。
相手の若者・・・ボロ雑巾のようになっています。


まわりのオジサン達も多少引き気味。
若者との乱取りが終っても、誰も目線を合わせません。
さりげない世間話なんかしています。

そこでね~、勇気を出して行って来ました。
『済みません、乱取りお願いします!』

『ハイ、ハイ』
物腰が柔らかく、とても丁寧に『礼』をして頂き、乱取り開始!!


乱取りが始まって、5秒後
身体がフワ~と浮いて、『バシーン!』
そして、またまたフワ~と浮いて、『バシーン!』

右足を出して構えていらっしゃるので、つい『足払い』をかけると
払いに行った左足が、絡み取られてフワ~と身体が浮き『バシーン』

左足を掌でつかまれたような感触
どうしても、かわせません。
不思議に思って、何回も『足払い』をかけますが、必ず『ツバメ返し』で投げられます。

しかも、左右の『足払い』どちらをかけても『ツバメ返し』。
1mくらいの高さから落ちますから、いい音がしますよ。



右足で『小内刈り』をかけると、軸足の左足をフワリを払われ
この時は、後頭部から落ちて
一瞬、意識が遠のきました。
『ごめんさいね、大丈夫ですか?』
『オース、全然大丈夫です!』

『小内刈り』は危険なのでかけるのを止めました。
まあ、危険なのは自分の身体なんですよね。。。。



ソートーやせ我慢しながら乱取りを続けましたけど
受身を取る時、左手の甲に自分のヒザがぶつけてしまって
左手に力が入らなくなって、ギブアップ。
左ひざも捻ったみたいだし、右の腰もズキズキ。
『済みません、参りました!』

だいたい10分位の乱取りでしたが
何十回投げられたかわかりません。

本当にボッコボコに投げられました。


乱取りの後、
『君はどんな技が得意なの?』
『得意技はありませんが、大外狩りで1本が取りたいです』
丁寧に『大外狩り』の入り方を教わり
私の技のいけない点を注意して頂きました。


大変勉強になりました。
ほんの10分程度の乱取りでしたが
強い人に綺麗に投げられる体験ができました。

いや~~、柔道はスゴイ!
もっと筋トレして身体を強くしないと壊れるかも。。。。



これからも、自分の身体が壊れないように気を付けながら、柔道を続けていきます、オス!