gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

1/87 次回の旧性能電車キットについて

2014-10-23 22:54:00 | オリジナルキット
次の予定している1/87 旧性能電車キットは73型戦後新製車告サ屋根(昭和31・32年度車)と同低屋根車です。
Tc79389-467(奇) 422-488(偶)
M72649-718
M72850-864
Tc79はご存じの前照灯が妻面へ埋め込まれた車輌です。



昭和31年度2次車から告サ屋根になって屋根の曲率が変わったとなっていますが、疑問に思う事が有りまして資料を調査していました。
このあたりの年度は仕様が結構変わっていて複雑であります。
70形も昭和31年度車であるM70075から屋根Rが変わっており、告サ屋根になったのは、この年度からでは無いかと思っています。
告サ屋根の場合、側板と溶接する箇所が鋭角になっているのは合点がいきません。
鵠ツ同士が付き合わされる部分は平行になっていると思うのです。
昭和31年度1次車の写真を丹念に調べましたが、前年度と同じ屋根の車輌は見つかりませんでした。
もし、見つかれば木製屋根車も出そうと思っていたのですが。

木製雨樋と告サ雨樋の分布も調べました。
Tc79とM72649-718は木製雨樋仕様と告サ雨樋仕様のいずれかを選んで頂く事になります。

それとM72850ですがM71の屋根タルキを使用しているのかと思いましたが全く違う屋根Rで有ることが判明しています。

Tc76+M71+M72850+Tc79と編成にすると全ての屋根Rが違うと言う何とも楽しい事になるようです。

この面白編成を次回の増備予定に如何でしょう。




1/80 山スカ用上回りキットを予定しています

2014-10-18 23:55:00 | オリジナルキット
1/87と1/80で出す順番は違いますが、最終的に同じ形式を出すようになります。

1/80の次回予定は山スカ編成。

Tc76053-063



M71006-017


該当するのは Tc76053-063 1952(S27)年度車とM71006-017です。
Tc76053-063は中央東線配置となり、通称山スカとして山ゲタと一緒に活躍をしました。
このグループは客引戸戸袋は前年度車と同じ木枠ですが、屋根Rは次年度車と同じ。
そして運行灯は前年度車と同じ角窓。
屋根Rをしっかりと再現すると各年度で前面を作らなければならず、頭の痛い所です。

M71はグループ中、唯一の新製車を模型化します。
M71は全21輌の少数にもかかわらず、実に4種類の屋根Rが存在する模型化するには実にやっかいな車輌です。

両方とも製作する前面や屋根曲げ型が他に流用出来るものでは無いので価格は高くなります。
その代わり、従来の製品には無かった実車を正確にスケールダウンした屋根Rと前面・窓開口部の大きさや窓レールを再現した精密な2段窓を評価して頂きたいと思います。

Tc76(奇)+M71、M71+Tc76(偶)を各セットで発売予定です。
この次に発売予定の山ゲタと組み合わせが出来るように2輌セットになっています。

予約受付は来月を予定しておりますが、もしかしたら少量生産ですが予約無しの一般販売にするかもしれません。
※いずれにしても一般流通はいたしませんのでご注意願います。


1/87 クモハ73600,クハ79300キット予約受付開始のお知らせ

2014-10-10 23:45:00 | オリジナルキット
先日発売した1/87 73形戦後新製車キットの第二弾として[クモハ73600],[クハ79300]キットの予約受付を開始いたします。
予約受付は11月1日までとなります。

クモハ73600が 57,000円(税別)、クハ79300が 54,000円(税別)となります。
今回、極少量生産の為に早期割引は御座いません。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。
予定数へ達し次第、予約受付を終了いたしますので予めご了承ください。

クモハ73600




クハ79300


詳細は明日(10月11日)更新予定のWebページをご参照ください。

なお、今後の予定は
Tc79/M72戦後新製告サ屋根車とM72850です。
内訳は各種バラ売りとTc79+M72850の山ゲタセット
その後に
Tc76(奇)+M71、Tc76(偶)+M71の山スカセット
になります。
Tc76は1952(昭和27)年度車の Tc79053~Tc79063で全車山スカ用です。
本年度車以前は屋根Rが違い、以降は戸袋窓がHゴムとなっているので一般のスカ形とは隔離された存在です。
お楽しみに。