9月11日
今日で、あの震災から半年。
みなさまもいろいろと思うところがあることでしょう。
被災された方々のご苦労は言うまでもありませんが、私達にとっても生活や価値観を見つめなおす日々でした。
亡くなられた方々のご冥福と、一日も早い復興を心から祈り、支援していきたいと思っています。
さて昨日、足柄アートプロジェクト第2回ワークショップ、 アートを学ぼう
に参加したスタッフから記事が届きました。
横浜新港地区にある万国橋SOKOに集合。
このビルは、映像.写真.建築.デザインなどで活躍するクリエイターが入居していて、現在オープンオフィスも行われています。
そこから横浜トリエンナーレの会場の一つ、新・港村へ出発しました。
到着して、スタッフから概要の説明を受けてから自由行動で色々周りました。
本会場の横浜美術館などとちがって、ここ新・港村はデザイナーやクリエーターが集まる未来の村がコンセプト。
それぞれの作品だけでなく、工房やオフィスが集まっている感じです。
全部発泡スチロールで作った部屋
木やテラコッタ、金属で作った動物のオブジェ
どれもよく出来ていて、公園にあったら子供にも大人にも人気の的になりそうな楽しい空間もありました。
また参加者の一番人気だったのは、竹を使ったサウンドオブジェ。(残念ながら撮影失敗 )
暑さを忘れさせるような癒される音に、いつまでもそこに居たいような居心地の良さを感じました。
足柄の豊富な山の資源を使って、足柄の地にも癒やしの空間が作り上げられたらいいなと思いました。
そして心に残ったのは、越後妻有・大地の芸術祭のボランティアスタッフの方のお話。
色々なアーティストやクリエイターの作品が集まって、地元の皆さんと一緒にもりあげている・・というお話は、
ひとつの目的に市民が何かしら関わっていく事が、町の魅力・パワーになっているようで、
こちらも元気になれるようなお話でした。
東日本大震災では、越後妻有地区も被害を受け、壊れてしまった作品もあったそうですが、
この夏、東北の被災地の子供たちを招待して、ワークショップなどの催しを行ったそうです。
子供達が元気になる手段として、芸術の力で出来る事を模索し、一緒に元気になろうと迎え入れている姿に感動しました。
私達が住む足柄の地も、より魅力的な地域となって、外から認めて貰えるような地域になれたらいいな・・そう思いました。
今回は一部分しか見学していないので、また足を運んでみたいと思います。
横浜トリエンナーレは、11月6日まで行われています。
同時に、いろいろなイベントも組まれているようなので、アートウォークしてみてはいかがでしょうか?