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暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

それぞれの元日

2008-01-02 00:37:42 | ドライフラワー
 工房 暮楽花人  は、今年も6人のスタッフが仲良く力を合わせて、

頑張っていきたいと思っています。

そんな仲間たちから、それぞれの元日の様子が寄せられてきました。



まずはこんなお話


今年はハーブ館(子どもの館前広場)からの初日の出を見に行きました。

そんなにたくさんの人はいないだろうと思ってましたが、側道は駐車する車でいっぱい。

休館なので、公園の駐車場に上がる道路は閉鎖されているのです。

遊歩道を歩いて上がると、数十人の人が初日の出を待っていました。



知らなかったけれど、初日の出見物のポイントになっているのでしょうか?










日の出前の富士山は、色をピンクに染めていました。

海も、いつもより青く感じました。

冷たい風に吹かれ、久しぶりに寒さで耳が痛くなりました。


 私が下から見上げていたハーブ館では、こんな景色が見られたのですね。


そしてもう一つのお話 

この瀬戸引きの四段重は、我が家に100年以上前から伝わっている物のようです。

  


由来は不明。現在80歳を超える義父が幼い頃にはすでに使われており、

「もっと昔からあるもののようだった」ということなので、大正か、

もしくはそれ以前の物なのかもしれません。





中に入れるものは、きんぴら・黒豆・田作り・なますと決まっています。

昔から代々台所を預かるこの家の主婦が、守ってきた事のようです。


 古くから続く家に嫁ぐと、こんな事もあるのですね。

大切な宝物を引き継ぐというよりも、そこで営まれてきた暮らしや、

その暮らしを支えてきた代々の人たちの思い、そんな物を引き継いでいくのかもしれませんね。

家族や親戚友人など、ゆかりの人々が睦み集まることから「睦月」と呼ばれる一月は、

そんな今の自分達を支えてくれている方々のことだけでなく、今に繋がるたくさんの縁についても

思いを馳せる月なのかもしれません。

そしてこれから繋がっていく新たな縁もまた、大切にしていきたいと思っています。