my music life

私の好きな音楽の話を綴ります。

『T・ボーン・ウォーカー』「ボビー・ソックス・ベイビー」のヘヴィーギター

2009-03-07 | ブルース


私の友人が『T・ボーン・ウォーカー』「ボビー・ソックス・ベイビー」のイントロ、今ならハードロックギターだよね。と言ったことがある。 そうなんだよね!その時はっと気づいた!
今でもイントロのフレーズのベンドの部分、ギターでアンプに通して弾いてみれば、すごい迫力だよね!
当時リスナーは凄い衝撃を受けたのではないかな!

『T・ボーン・ウォーカー』というとジャズ的な4ビートを基本に甘い歌声とモダンなギターフレーズで泥臭いブルースとは無縁のブルースマン。
ブルースってこんなにおしゃれだったのと思う程洗練されている。
ジャズギタリストのチャーリー・クリスチャンとも一緒に仕事していたということはあまりにも有名だよね。

1929年あたりからプロ活動を開始し75年に他界するまで浮き沈みもあり晩年あまり他のブルースマンのように脚光を浴びなかったみたいだけれど「T・ボーン・シャッフル」「ストーミー・マンディ・ブルース」は日本のブルースバンドの必修科目だったよね(笑)!

 42年キャピトルの「ミーン・オールド・ワールド」で一大センセーショナルを巻き起こしたという。とくにギタリストに強烈な印象を与えたというから、「う~んなるほど」とガッテンしちゃったよね。
 当時こんな曲聴けばギタリストならだれでも興奮しちゃうはずだ!



「ミーン・オールド・ワールド」


モダン・ブルース・ギターの父といわれる『T・ボーン・ウォーカー』、彼は当時とすればとてつもなくハードロッカーだったのではないだろうか。

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そういえばウィーピング・ハープ・セノオこと妹尾隆一郎さんのアルバム「メッシン・アラウンド」1曲目「ボビー・ソックス・ブルース」の格好良いギター「塩次伸二」さんだったよね。
ヘヴィーで最高に格好いいよね!妹尾さんのボーカル&ハープも大好きだね!

妹尾さんといえば昔我々のバンドと共演したことがあった。打ち上げの席でもハープを吹きまくるしフレーズも多彩!引き出しの多さに唖然!!本当にブルースが好きなんだな~と呆れてしまった!(褒め言葉です。)

いまは凄い時代です。なんと『T・ボーン・ウォーカー』の映像があるのですね。参りました!!




なんと「ストーミーマンディ」の映像です。


「Tボーン・シャッフル」