my music life

私の好きな音楽の話を綴ります。

リチャード・ボナ

2009-03-02 | ジャズ


最近のジャズはつまらなく聴かなくなって久しいが、その中でしばらくぶりにグッと来ました「リチャード・ボナ」。
 といってもすでに3年くらい前の話になるけれど2005年発表の『Tiki』のアルバムはジャズとワールドミュージックのフュージョン。
しばらくぶりのこれはマイ・ヒットでした。

 出身地がカメルーン。ジャズベーシストとして「ジョー・ザヴィヌル」と共演したり「パット・メセニー・グループ 」に参加してきたベーシスト。
 ベースの音を聴いてやはりと思ったが彼も「ジャコ・パストリアス」の影響からベーシストを志したとのこと。フレーズもよく似ている。

アフリカ、インド、ブラジル、レゲエ音楽からジャズ、ポップスまで取り込んで見事に「ボナ」ワールドを築いている。
 彼の生まれた現地語で歌っているのでエキゾチックな感じがしてしまうが(彼は歌も歌います。)こんなにワールドワイドでポップなミュージック聴いたことがない。1曲1曲が新鮮で次々に出てくる音の桃源郷!しばらくぶりの「目から鱗」でした。
ジャコパスの様にベースバリバリのアルバムではなく曲をトータルにアレンジしている。
こんなアルバム造っちゃうと後どうなっちゃうのと思うのは私だけかな!もうこれ以上のアルバム出せないよね~と思ってしまう程!
 ベース奏者としても超一流、ソロアーティストとしてもアルバムは作詞作曲から始まり全てパーフェクトといって良い出来!この才能はどこから生まれてきたのだろう?「天は二物以上を与えた」すばらしいアーティスト「リチャード・ボナ」。次のアルバムが楽しみだ!

調べたら去年ライブアルバムが出ているんだ、彼のベースプレイ気になるさっそく聴いてみたいな~!