今週、韓国に戻っていました。
ハチが息をひきとりました。
１０歳と８か月。
１年前に病気がわかって、薬で治療を続けていました。
１週間前まで、ゆっくりゆっくりだけど、お散歩も行って、
ごはんも食べてた。
タクさんから涙声で電話をもらって、急いで戻った日は、
持ち直して少し元気になっていた。
でも、私の姿を見て、ほっとしたのかな。
次の日から、 寝たきりになった。
ずーっとハチのそばにいた。
なでてあげると、安心した顔になる。
明け方、午前３時くらいから、２時間ほどつい寝てしまったのです。
その間に、眠るように息をひきとっていました。
伴侶犬（伴侶動物）専用の葬儀場に行ってきました。
韓国もだいぶ認識が進んできて、このような施設ができてるんだな。
初めてだし心配だったけど、よくやってくれた。
体を清めてくれた職員の人が、
「こんなに安らかな表情も珍しい。手足の筋肉の硬直も見られないし、
苦しまずに逝ったことがわかります」
と言ってくれて、心遣いに泣けてしまった。
雨の日も雪の日も、家を出る時はお見送りに、帰ったときは
お出迎えしてくれたハチ。
朝寝坊の自分を、いつも目覚まし時計のように起こしてくれたっけ。
ハチ、ありがとう。そしてごめんよ。
今は、いろいろ考えると泣いちゃうから、このへんでやめとこうっと。
