桜草観賞日記(仮)

いろいろ書いていく予定。

ロウきゅーぶ! 12巻感想

2013-02-13 00:03:15 | 感想等
他にもやるべき作業残ってますが、たまには感想でも書きましょう。

なるべくネタバレは控えますが、できれば原作読んでから目を通していただきたいです。


ようやく公式戦に出られるチームとして始動した慧心女バスですが、5、6年生間の対立が前巻からの課題でしたね。
チームとしてひとまとまりになれるような、何かしらイベントがあるんだろうなぁと思ってましたが…

ちょっとしたきっかけで仲が修復されたりするのは小学生ならではなのではないでしょうか。
高学年になってくるとなかなかそううまくもいかなかったりするんですけどね、実際は。

そもそも智花は人間関係をこじらせて慧心にいるという側面もあるので、人間関係の対立の描写はもっと深くこじれさせても良い気がするのですが…
まあ、それだと期間的に公式戦に間に合わないので、苦渋の決断だったという部分はあるのでしょうか。
基本線がハッピーエンドで、本当の悪役が不在というのがこの作品なのでまあ、これ以上その部分に突っ込みを入れるのは野暮かもしれませんね。

P59の昴のセリフ『「情けなや……」』は脱字ですかね?
それともそういう言い回しなのか…。一応、情けなやでも通じるけど。あんまり一般的ではない気がします。

毎巻のことながら昴の発言が危ないですね。発言だけでなく、心理描写の面でもヤバいこと書かれてますが、この作品では自然なことだと思うことにします。

短編集では、モブキャラ的なポジションだったゾノとショージに絵がついたりしましたが、今巻では真帆の母親の顔が出てきましたね。
ロウきゅーぶ!の女性キャラはみんな若いね。(凄くたまに老夫婦とか出てくるけど絵はつかないですね)

あとは、前半の見所としては久井奈さんのおっ…ゲフンゲフン
スイマセン、ムセマシタ


ミホ姉のあの笑った表情を指す『にゅふ顔』という表現はなんだかとてもしっくりきました。
他に、夏の約束を果たすための「星空デート(親公認)」などを挟みつつ、試合へと向かっていく後半パート。

試合までの練習では、いろいろと作戦の全貌は明かさないなりにヒントは見えてましたね。
…そして大会、一回戦の途中で次巻へと続くわけですね。
次巻が待ち遠しいですね。

どさくさに紛れてどうやって真帆のアレを返したのか、葵はどうやってアレを取り返したのかなどなどその辺の描写を見たかったなと思いつつ、今回はこの辺で感想を終わります。

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