見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

審議会の公開の是非

2006-09-16 15:45:21 | 政治・社会
長野県知事が田中康夫さんから元自民党所属の村井仁さんになり、自立した長野県民がどう県政を評価し、アプローチするか注目されるところですが。

産経新聞が、村井新知事は、田中県政が習慣化させた審議会の原則公開方針を「非公開も容認」と報じました。
 >産経新聞の記事

■審議会「一部非公開望ましい」 村井長野県知事
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県知事選で村井仁知事を応援した県議会の7つの会派は8日、県政運営の透明性の向上などを求める要請を村井知事に対し行った。知事は「公職にあるものは、説明責任を果たさなくてはならない」と強調する一方で、原則、傍聴が可能になっている審議会などの審議については「タブーや本音の議論ができない」と述べ、実利面を重視して一部は非公開とするほうが望ましいとの認識を示した。(中略)
首相の諮問を受ける国の審議会・調査会では、結論が出るまで委員長らが会議終了後に要約を説明したり、後に議事要旨を公表したりする方式が少なくない。村井知事は、国政の経験を踏まえて、こうした手法に切り替える可能性を示唆したものとみられる。
しかし、一部審議会のメンバーには、田中康夫前知事と親交のある委員が入り、議論の紛糾も予想される中、非公開になれば政策決定過程が不透明になる可能性もある。(09/09 09:42)
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本音で議論できないような委員を選定することに問題はないのでしょうか。
審議委員として選ばれるからには、覚悟が必要です。
それだけの覚悟と責任がもてない者を審議委員に選ぶことについての是非の議論がほしいところです。
陰に隠れて品のない言動を繰り返す方々を見るにつけ、新しい時代の行政の透明性を確保できるリーダーの出現を期待したくなるのは、こういう時です。

決裁用に持ってくる書類内容について「どうして、こう判断したのですか」と笑顔で聞くと、「政治的な判断で」という答えが返ってくることがあります。
「市民には説明できない理由」と聞こえてしまう耳を早く治したいものです。


それにしても、長野県、やはり後戻りしているのでしょう。


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