カヤック コウノトリのブログ

大阪にあるカヤック屋さんのブログです。

パドルのジョイント修理

2018-01-24 08:00:00 | メンテナンス
淡路島へ行った時にジョイント抜けで使えなかったパドルを修理いたしました。






マーシャスの現行品ではないのですが、生まれて初めて買ったカーボンパドルなんです。





ちなみに初めてのパドルはPalmのドリフトプロでしたが、めっちゃ重かったなぁ・・・



少し漕げるようになって、カーボンパドルに変えてより楽しく漕げるようになって技術も知識もないのにファルトで友ヶ島に渡ったのも、このカーボンパドルだったなぁsymbol7



最近ではレギュラーパドルでは無くなりましたが、たまに使ってたんですがジョイントの接着が剥がれてスッポ抜けてしまいました。









とりあえず、接着剤のカスを取り除きます。





ホームセンター等で売ってる2液性のエポキシボンド、90分硬化タイプを使っておりますが30分硬化タイプあるのでパドルなら30分タイプの方が楽かも。




割り箸などでしっかりと混ぜます。

冬場などは粘度が高いのでサラサラの液状で使いたい場合は、しっかりと混ぜた後にライターなどで直接炙ると液状になります。パドルなどの修理の場合は余分な接着剤が垂れたりするので温めない方が使いやすいかな?





シャフトの中などは割り箸の先に付けて奥の方まで塗っておきます。

写真はありませんが、ジョイントパーツにもたっぷり付けます。






はみ出てきた接着剤はティッシュなどで綺麗に拭き取ります。


角度の確認用に合いマークを入れてます。







気温の低い季節は硬化時間が遅くなるので一晩寝かすと翌日にはしっかりと接着されてると思います。



ジョイント抜けのパドル修理は無料でやってますので壊れたらお店まで持ってきてくださいね。