コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

日本言語文化各論Ⅲ 第1回・第2回・第3回

2014-10-31 14:39:18 | 鞠水
既に予告してあった後期、超豪華授業。なんと受講者8名。しかも初回が台風で休講となり、第2回もあわや、と言う状態でしたが、どうにか3回終了。


さしあたり、ここまでの報告を。


そんなわけで、第1回は10月15日(水)でした。
私の連絡ミスで休講の10/6にもおいでくださった橋爪さん、改めて登場。

その時の様子は@S文化部のブログにも掲載されています

橋爪さんは、累の會のあと、改めて私を取材して、記事にしてくださった方
実際に、準備・取材・文章化の過程で心がけていらっしゃる様々な事柄から、高度なテクニックまで、惜しげも無く披露してくださいました。
今後の授業に活用出来るヒントが沢山詰まっていたと思います。
改めて、有り難うございました。


それを承けて、20日は横浜国大の一柳さん。
今や心霊/文学研究とラノベ研究の両方を牽引する、と同時に、最早芸人の域に入っている語りも人気の、気さくなセンセイです。

担当学生2名があらかじめ用意していたプロフィールと質問リストを用いつつ、質問。
適度に脱線し、適度に恐い話もあり、文系の未来にも話の及ぶ濃い時間になりました。

終了後、時間のある学生たちを引き連れて図書館ハーベストルームに移動。
ここではもっぱら恐い話の独演会。話すと必ず何かが起こる、という件は、結局希望する勇者が現れず、話さずじまい。

更に、時間を見計らって居酒屋に移動。こちらはなぜか能登と群馬、富士と富士宮のご当地ネタ。
美味しい魚を食べて解散。


一柳さんにも、改めて感謝!


今週の第3回では、前2回分を承けて、反省やら改善案やらを検討。
結構盛り上がったのが"地雷"の話。
確かに、インタビューで触れたらまずいこと、駄目な訊き方ってあるよね、と言う話から、接客バイトでの嫌みなおじさん対処法まで、受講生8人なのでみんなが自発的に発言出来るし、良い雰囲気です。
ホントに贅沢な授業。

私自身の反省も少々。
この授業は、実は私にとっては、実は困った物でもあるわけです。
一柳さんは、本務校でも非常勤先でも大人気。それは、授業に出れば実感出来ます。
内容があって、しかも話が面白い。
受講生数が少ない事を嘆く前に、そういう"芸"もちゃんと磨かなきゃいかんでしょう、という……。
研究をちゃんとやってればいい、と言う話でもないのは、一柳さんの研究業績を見れば解る。
両方出来なきゃいかんのです。
申し訳ない。
ただ、集中講義の予算も取れなくなってしまった地方の国立大学法人の学生たちに、せめてこういう人に触れさせて上げる事なら、私にも出来るので。努力します。
食い付いてこない学生のことは、まぁ、別の機会にでも。

****************


次は文化の日の連休を挟んで11/10。
ゲストは累の會座談会で影の進行係だった鶴岡法斎さんです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« you may say. I'm a dreamer, | トップ | コピーの学校 第5回 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

鞠水」カテゴリの最新記事