フェルケール博物館で現在開催中(~4月17日(日))の
「徳川将軍家の図書館」展。
多分、同業者の皆さん中心に興味アリアリだけど遠いし、実際何が出てるの? と言う人も多いと思うので、許可を頂いて、出展リストをアップします(4頁あります。サムネイルをクリックして下さい)。
いくつかの資料はデジタルで公開されていますが、こういうのは実物を見てナンボ。是非清水までお越しください。
私と直接会える方は、招待券数枚+割引券つきチラシ数枚、手元にありますのでどうぞ。
この展示は、静岡県立図書館の「葵文庫」と、静岡市立清水中央図書館の「徳川文庫」の収蔵品の代表的な物に、「久能文庫」(県立中央中央図書館)
から高野長英自筆本など数点を加えた100点ほどの展示です。
葵文庫に属さない、駿河御譲本『春秋公羊伝』(新村出寄贈)も特別出展。
慶長勅版、駿河版など、印刷史上の貴重書は勿論ですが、近代化・西洋化への対応、慶喜周辺の文化、写真趣味など、様々な興味で眺められる、幅広いコレクションに改めて驚かされます。
これらの貴重書コレクションは、徳川家との関係で現在静岡市・静岡県の所蔵になっている物ですが、必ずしも順調に静岡に残されたわけではありません。焼失してしまう可能性もあった貴重な資料は、関口隆吉や新村出、そして鈴木与平等の志によって公共の財産になっています。しかし、静岡には、それらを展示できる市立・県立の博物館はありません。
このような展示が港湾・交通を主要なテーマとするフェルケール博物館で開催されているのは、徳川文庫を取り持った鈴与の縁で、それも含めて大きな意味があるように思います。
昔、葵文庫の展示に関わった事、石田徳行先生、織田元泰先生のことなど、懐かしく思い出しつつ。
「徳川将軍家の図書館」展。
多分、同業者の皆さん中心に興味アリアリだけど遠いし、実際何が出てるの? と言う人も多いと思うので、許可を頂いて、出展リストをアップします(4頁あります。サムネイルをクリックして下さい)。
いくつかの資料はデジタルで公開されていますが、こういうのは実物を見てナンボ。是非清水までお越しください。
私と直接会える方は、招待券数枚+割引券つきチラシ数枚、手元にありますのでどうぞ。
この展示は、静岡県立図書館の「葵文庫」と、静岡市立清水中央図書館の「徳川文庫」の収蔵品の代表的な物に、「久能文庫」(県立中央中央図書館)
から高野長英自筆本など数点を加えた100点ほどの展示です。
葵文庫に属さない、駿河御譲本『春秋公羊伝』(新村出寄贈)も特別出展。
慶長勅版、駿河版など、印刷史上の貴重書は勿論ですが、近代化・西洋化への対応、慶喜周辺の文化、写真趣味など、様々な興味で眺められる、幅広いコレクションに改めて驚かされます。
これらの貴重書コレクションは、徳川家との関係で現在静岡市・静岡県の所蔵になっている物ですが、必ずしも順調に静岡に残されたわけではありません。焼失してしまう可能性もあった貴重な資料は、関口隆吉や新村出、そして鈴木与平等の志によって公共の財産になっています。しかし、静岡には、それらを展示できる市立・県立の博物館はありません。
このような展示が港湾・交通を主要なテーマとするフェルケール博物館で開催されているのは、徳川文庫を取り持った鈴与の縁で、それも含めて大きな意味があるように思います。
昔、葵文庫の展示に関わった事、石田徳行先生、織田元泰先生のことなど、懐かしく思い出しつつ。