コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

駿府・静岡経由の人々

2007-11-27 19:21:23 | 
イヤほんとに雑談です。

授業の流れで予定していない話をすることがよくある。
あとで思い出すとなぜだか判らなかったり。

先週の1年生向けの話では、ひょこっと浮田幸吉が出てきた。
昨日のお茶の話の時は、パリ万博から渋沢栄一の話になった。


この2人に共通しているのは、駿府(静岡)出身ではないけれど、日本、場合によっては世界の歴史の中で、重要な位置を占める事業をこの土地でした、と言うことだ。
しかも、静岡の人達の多くがそれを知らない。

もちろん、学生も知らない。


んで、ちょっと考えてみると、こういう共通点を持ってる人は、家康を筆頭に、ものすごく沢山いることが判る。
家康や慶喜の周辺の大人物たちは当然としても。


私自身静岡出身ではない静岡者(来年で静岡が一番長く暮らした場所になる)なので、言いづらくもあるのだけれど、この土地で生まれて、この土地で偉大な事業を成し遂げた人、というのはあんまりいなくて、外から来た人がここでやらかしたことの方が大きいんじゃないかと。

十返舎一九のように、故郷を捨ててBIGになった人もいるしねぇ。

反証はいくらもあるだろうし、統計処理で答えの出るような問題でもないのだけれど、これはこれでちょっと興味深い現象だと思っている。


野心のない人々。
ホスピタリティの高さ。
乏しい反応。
卑下慢。

色々あるけれど、よそ者が居心地よく、野心を実現させるだけの力がここにはあるよなぁ、と。


400年祭で、風水が話題になっていた。その正否はよくわからないけれど、この土地の気候風土には、確かに何かしら特別な力があると思う。



「びこうさい」だと思いこんでた。「びんこうさい」なんだ。

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