コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。


やるな~静高生!

2010-10-26 21:15:15 | 
え~と、覗いてくれる人もいるかも知れないので、今日のこと、ちらっとだけ書いておきます。


前にちょっと予告しましたが、本日の「日本文学概論」に13名の静岡高校の生徒さん達が参加してくれました。
あとで聞いたら一年生だったそうですね。
半年ちょっと前は中学生!
さすがに若いね。


今、授業では黄表紙のコピーを使って崩し字判読の練習をしながら時々のトピックを取り上げて話したりしているところ。
みんなの分のテキストもないし、せっかくなので、大学生の隣に座ってプリントを見せて貰ってね、と言う形にしました。


で、授業開始。

変体仮名の関係から、万葉仮名の話に移り、

茜草指 武良前野逝 標野行 野守者不見哉 君之袖布流
苦毛 零来雨可 神之埼 狭野乃渡尓 家裳不有國
田兒之浦従 打出而見者 真白衣 不盡能高嶺尓 雪波零家留
憶良等者 今者将罷 子将哭 其彼母毛 吾乎将待曽
銀母 金母玉母 奈尓世武尓 麻佐礼留多可良 古尓斯迦米夜母
夜干玉之 吾黒髪乎 引奴良思 乱而反 戀度鴨
足日木乃 山鳥之尾乃 四垂尾乃 長永夜乎 一鴨将宿
多麻河泊尓 左良須弖豆久利 佐良左良尓 奈仁曽許能兒乃 己許太可奈之伎

を使ったんですが、高校生がちゃんと手を挙げて読んでくれましたね!
素晴らしい。

崩し字でも、大学生より先に正解にたどり着けた(しかも、全くもって正しい手順で推理していました=“いきぎも”の件)。
学生の感想に書いてあったように、若い人の頭の回転の速さというか、適応力ってすごい。

多分、外国語を習得するのと同じように、崩し字は中高生の頃に勉強した方がが早いんじゃないかな。

ハタチ近くになって学び始める大学生も、めげずに頑張りましょう。
高校生達の感想の中には、大学生がすらすら読めてすごい! と言うのもちゃんとありましたよ。


感想文、ざっと見てみると、言語文化がどういうところか解って良かったとか、日本文学を専門的に勉強してみたいとか、とかとかとか、いいこと書いてくれてて、ほんと、嬉しいです。


おじさん、疲れてるのでね。
こう言うの、ホント沁みる。



大学生にとっても刺激になったんじゃないかな。
仲間内のなあなあの授業とは違う緊張感がありましたね。
手を挙げて質問してくれる人もいたし。
たまにはいいね、こういうの。

授業終了後、岡崎研と日文研を覗く高校生達。
 

私の研究室は何があっても決して覗いてはなりませぬ。




感想・質問についてはまたあとで(多分お茶まつりのあと)。


ここのコメント欄に質問や感想を書いてくれたらとても嬉しいです(勿論匿名で良いですよ)。



あ、そうそう。

印刷不鮮明だった“新幹線のロゼッタストーン”の写真を載せておきます。

画像をクリックすると大きくなります。

ここから考えられることもすごく沢山あると思う。
上に引用した万葉仮名も含め、ただ読めればいいのではなく、そこから僅かでも良いから法則のような物を見つけてくれたら嬉しい。

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3 コメント

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Unknown (I.M)
2010-10-27 09:10:15
ロゼッタストーン、面白いですねえ。
韓国語部分は直訳、自動翻訳にかけたような文章です。韓国語を「エキサイト翻訳」で試してみると、こんな風です。

「ここに荷物を置かれた時は乗務員が過ぎ去る時に知らせて下さい。
主人を確認できない荷物は途中駅で下ろすこともできます。
荷物は乗客様が各自責任をとり管理して下さい。」

韓国で同じ内容の掲示があるとしたらどう表現するのか、
日本でも別の場所ではどういう表現なのか、
調べたくなりますね。

ちょっとだけ韓国語を検索したら、「乗務員が過ぎ去る時に」これは「巡回中の乗務員に」という表現を見つけました。

同じ内容の他言語表現を見ると、
日本語では、何に気兼ねして妙な敬語や回りくどい表現になっているのかが分かるかも知れませんね。

中国語部分の直訳は、どうなんでしょう?
情報感謝 (こにた)
2010-10-27 09:21:07
私の拙い中国語力で訳すと

・此処にもし荷物を放置するなら、乗務員が経過する時告知して下さい。
・持ち主が確定できない荷物は途中の駅で降ろすことが出来ます。
・乗客は自分の荷物をしっかり保管する責任を負って下さい。

いや~、30年ぶりに中国語訳した。
大いに間違っている可能性があります。信用しないで下さい。
ネット翻訳しようにも文字入力できず……。
「場合がある」、"may be"が、「可能=出来る」になってしまうのが違和感ありますが、中国語や韓国語でも「可能性がある」という意味なんですかね。

こうやって並べると、敬語って美しくないのかも、と思ってしまいますね。

英語の"we"も文化の面白さでしょうねぇ。
「当社では」とか言いそうにないもんなぁ。
関連リンク (こにた)
2010-10-27 09:26:02
案外取り上げられてないですね。

http://mblog.excite.co.jp/user/vivagolf/entry/detail/?id=9010788

http://mai.nishikujo.jp/travel/2008/09/post_e407.html

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