コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

「国民読書年」連続公開講座「書物」03 四夜連続 納涼怪談演講

2010-08-04 23:18:53 | 鞠水
「国民読書年」連続公開講座「書物」。
8月は四夜連続 納涼怪談演講(演劇+講義)で、ついに私も登場します。

現在決まっている演し物は……。

03-1 怪談演講 8月13日
 『白磁の茶碗』 演者 藤枝菊次郎
 「怪談演講」  講義 鷹匠訓子

03-2 江戸の怪談 8月14日
 『累ノ怪』 演者 鈴木大治
 『死霊解脱物語聞書』 講義 小二田誠二

03-3 ホラー・ジャパネスク 8月15日
 『十三夜坂』 演者 鷹匠訓子
 「ホラー・ジャパネスク」 講義 一柳廣孝

03-4 心霊術の夜明け 8月16日
 『五月雨』 演者 隼迅太
 「心霊術の夜明け」 講義 吉永進一

という豪華な顔ぶれ。
私の回は、なんとあやめさんが新作を上演。
その後私が「死霊解脱物語聞書」の話をします。


取りあえず、私の話のネタバラシ。

既に公開している論文「板本仏教説話のリアリティー──『死霊解脱物語聞書』再考──」に絡んだ話です。

これを読んでいただければ、「書物」という今回の通しテーマと繋がっていることも理解していただけるはず。
『死霊解脱物語聞書』版本や関係する写本類などの実物もお見せします。
じゃぁ、これ読んだら本番に行く必要はないか、というと、トンデモございません。


あやめさんは、このネタをちゃんと読まないうちに見事に本質理解して「断片芝居」にしてくれました。
ネタおろしを先週末に拝見。
まだ変わるかも知れません。
楽しみです。

わたしは、その“演劇”としての怪談を、再解釈しながら、怪談という物を取り巻くメディアと表現、のような話になだれ込んで、一柳さんに渡してしまおうという魂胆。


そうそう、一柳さんは、いまやラノベ研究会のトップランナーですが、元は“歴とした”近代文学研究者。何処で道を誤ったやら、名著『こっくりさんと千里眼』以来、近代文明とオカルトに取り憑かれて、ついでに色んな物にも取り憑かれて今に至る~、という変な大学教授ですが、根はえらくモラリストです(間違ってませんよね、この解説)。

吉永さんは、面識無いので説明できないんですが、取りあえずすごいブログがありますので読んでみて下さい。


まぁ、お二人とも、Google検索してみるとえらく大物であることが分かります。


4日間とも、19時開演。馬場町会館です。

鶴岡法斎さんが連泊するという噂もあり、ゲスト講師の皆さんもお泊まりかも知れず、しかも、なんだか得体の知れない“モノ”たちがついてこないとも言い切れず。
連日、時間外にも何が起こるか分かりません!
お盆で色々かぶってますが、見逃したらもったいないと思いますよ~。

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