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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

マクワウリの定植

2023年04月28日 05時11分38秒 | 耕作放棄地

「マクワウリ」ってご存じだろうか。最近はすっかりメロンがお安くなって押され気味、市場で見かける事も少なくなったと思う。かっては甘味の野菜として全盛を誇ったのだが。ウリ科キュウリ属に所属し、メロンの亜種でもある。うっすらとした甘みが特徴で、甘過ぎないのが魅力だろうか。子狸は栽培するのが好きなんだが、ソコソコの面積を要求するので年によっては栽培不能な場合もありうる。昨年が無理だったので、今年は何とかとチャンスを狙っていた。白タマネギが失敗作だったのは既述したかと思うが、収穫期を待たずに抜いてしまった。これ以上の成長は無理かと思えたからだ。そこでタマネギ跡地が空いてきており、此処を活用する事に。

とは言っても十分な面積がある訳でも無い。広さから勘案すると、せいぜい4~5本程度の苗が限界だろう。それも成長次第では耕地を飛び出してしまいそうな懸念が。何時もの種苗店を訪ねると、偶然にもマクワウリの苗が販売されていた。毎年のことだが、栽培者が少ないのか苗の仕入れが限られているのだ。どうも1回分の入荷でお終いの模様で、タイミングを外すと入手出来ない。種蒔きから始めたら、とのご指摘もあるやに思うが、上述のように多量には栽培できないのだ。

結局、面積を考慮して4本の苗を購入した。1本75円、しめて300円なりの商いだ。耕地はタマネギを抜き去って耕耘済み、有機石灰を散布してカルシウムの補充とし、直ちに苗の定植に。たった4本の定植なので僅かな時間でOKだ。水やりを行った上でビニールキャップの取り付けに掛かる。実は「ウリバエ」とも言ってるが、「ウリハムシ」の食害が懸念されるのだ。ウリ科の野菜が好物で、葉や実などを食害する甲虫である。ビニールキャップで防備完全とはいかないが、無いよりはマシだろう。幼苗の段階で食害されたら死滅しかねない。画像でお解りのように、細く割った1メートルの竹を折り曲げて支柱とし、ビニールを被せたものだ。幼苗が少し大きくなるまで被せておくと、温室効果で成長も早いし食害の心配も薄れる。若しも栽培される機会がありましたら、是非にお試しの程を。

斯くしてマクワウリの下準備は出来上がった。後は特段の対策は必要ない。ウリハムシの侵入に気を付けながら収穫を待つだけだ。恐らく、今頃植え付けて収穫は7月には可能かと思われる。夏野菜の定番中の一つでもあるのだ。上述したように甘過ぎ無いのが大きな特徴、好みはあるかも知れないが子狸的にはメロンよりも評価が高いかなと。

 

 

 

 

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