金原亭駒与志の世界

一天狗連の楽屋

落語との出会い(六)

2014年09月06日 00時00分00秒 | 中入り
 さて、僕を落語の世界へと誘ってくれた大伯父のことです。

 女房を働かせながら、自分は放蕩三昧の遊び人。金払いも他人の面倒見もよい、落語に登場する江戸っ子の典型のような人でした。その分、おばさんはずいぶんと苦労したことでしょう。

 ある日、ぷいッと家を出たきり、その消息は知れません。もし今どこかで生きていれば……とうに120歳は超えているはずです。

(完)


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2 コメント

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なるほど・・・ (トラカン)
2011-04-16 15:27:51
 大伯父様のおかげで、こまよしさんのその後の落語人生があるわけですね~。
大伯父様は晩年どのようにお過ごしだったんでしょうね。
明治23年生まれで105歳で他界した私の祖母は、戦前浅草(清川町だったかな?)でタバコ屋さんを営んでいたそうです。大伯父様もお客様だったかもしれません。ちょっと飛躍しすぎですね(汗)・・・。
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Unknown (こまよし)
2011-04-21 07:09:56
きっと寅さんみたいな風来坊してたのでは…清川町のマドンナだったお祖母さまとチョイと良い仲だったりして…
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