金原亭駒与志の世界

一天狗連の楽屋

大入満員御礼(馬吉・駒与志二人会)

2014年05月29日 01時12分13秒 | ご挨拶

 5月28日の五月霞が関寄席「馬吉・駒与志二人会」には、お忙しい時期にもかかわらず、たくさんの皆様にご来場を賜り、誠にありがとうございました。

 当日は約100人のご贔屓様に足をお運びいただきました。
 また、今回も、前回12月の二人会と同様、陸前高田市の長洞元気村仮設住宅と大船渡市の末崎地区公民館を中継で結び、岩手県の皆さんにも実況でご視聴していただきました。

          

 当日の番組は、以下のとおりです。

  駒与志 「猫の皿
  馬 吉 「たがや
  駒与志 「ねずみ
   -中入り-
  馬 吉 「厩火事


      次回の霞が関寄席「馬吉・駒与志二人会」の予定

  冬席 平成26年12月 3日(水)

金原亭 六月(水無月)の出演予定

2014年05月21日 21時52分49秒 | ご案内

6月1日(日) 初夏東博寄席

・ 東京国立博物館 平成館大講堂
・ 午後1時開場、午後1時半開演
・ 木戸銭 2000円(総合文化展も観覧可)
・ 金原亭馬生、金原亭馬冶、金原亭馬吉、金原亭駒松


6月2日(月) 馬生カフェ寄席

・ 落語カフェ 千代田区神田神保町2-3(神田古書センター5階)
・ 午後6時半開場、午後7時開演
・ 木戸銭 【前売り】2000円 【当日】2500円
・ 金原亭馬生「宿屋の富」、金原亭馬冶「五人廻し」、金原亭馬吉「のめる」
・ お問合せ 03-6268-9818


6月6日(金) 金原亭馬吉独演会

・ なかの芸能小劇場 中野区中野5-68-7(スマイルなかの2階)
・ 午後7時開場、午後7時半開演
・ 木戸銭 【前売り】1800円 【当日】2000円
・ 金原亭馬吉「怪談牡丹灯篭 お札はがし」ほか
・ お問合せ TEL/FAX共用03-3986-7720 携帯090-4944-9319


6月14日(土) 第14回らくご・古金亭

・ 湯島天神参集殿1階ホール
・ 午後5時半開演
・ 木戸銭 【前売り】3500円 【当日】4000円
・ 出演 金原亭馬生「居残り佐平次」、五街道雲助「大山詣」、春風亭一朝「たが屋」 その他
・ 予約受付 yoyaku@mixyose.jp、03-6277-7403


6月21日(土)~30日(月) 新宿末広亭六月下席
                 昼の部主任(トリ)


・ 新宿末広亭 新宿区新宿3-6-12 03-3541-2974
・ 午前11時40分開演
・ 木戸銭 3000円
・ 出演 金原亭馬生 ほか


6月26日(水) 金原亭馬生独演会 ~先代馬生三十三回忌追善~

・ 上野鈴本演芸場 台東区上野2-7-12 03(3834)5906
・ 午後5時20分開場、午後6時開演
・ 木戸銭 【前売り・当日とも全席指定】3000円
・ 出演 金原亭馬生、金原亭亭馬冶、金原亭馬吉、桂三十男、金原亭駒松
  ゲスト 中尾彬、池波志乃




********金原亭駒与志 今後の出演予定********

           


6月6日(金)元町寄席「駒与志ひとり会」(第2回)

・ 函館元町ホテル(函館市大町4-6)2階 レストラン「海の時計」
・ 午後6時30分開場 午後6時45分開演
・ 木戸銭 500円 (東日本大震災義援ブログラム)
・ 出演 金原亭駒与志、金綱亭夜楽、海老レレ憲一(ゲスト)
・ 主催・お問合せ 函館元町ホテル  電話:0138-24-1555(遠藤) info@hakodate-motomachihotel.com
・ 協賛 有限会社たかせ、海老司法書士事務所
・ 後援 NPO法人 絆プロジェクト2030


9月6日(土)絆チャリティーイベント「金原亭駒与志落語会」(第4回)

・ 渋谷区地域交流センター新橋 地下1階「コミュニティーホール」(渋谷区恵比寿1-27-10 恵比寿駅徒歩10分)
・ 午後1時30分開場、午後2時開演
・ 木戸銭 1000円(全額を東日本大震災義援金に充当)
・ 出演 金原駒与志 ほか
・ 主催・お問合せ 絆プロジェクト2030 電話03-5447-7629


12月3日(水) 十二月霞が関寄席「金原亭馬吉・駒与志二人会」(第9回)

・ 霞が関ナレッジスクエア(東京メトロ虎ノ門駅5番出口より徒歩1分)
・ 午後6時45分開場 午後7時開演
・ 木戸銭 2000円
・ 出演 金原亭馬吉、金原亭駒与志
・ 主催・お問合せ 霞が関ナレッジスクエア 電話:03-3288-1921、FAX:03-5157-9225


平成27年1月24日(土) 新春野火止寄席

・ 東久留米市野火止地区センター(東京都東久留米市野火止)2階
・ 午後2時開演(予定)
・ 出演 金原亭馬吉(予定)
・ 主催 東久留米市野火止地区センター図書室管理運営委員会


平成27年2月7日(土)銀杏寄席

・ 成美教育文化会館 1階ギャラリー(東京都東久留米市本町8-14、西武池袋線東久留米駅北口より徒歩4分)
・ 午後2時開演(予定)
・ 木戸銭 500円(予定)
・ 出演 金原亭駒与志 ほか
・ 主催・お問合せ 東久留米三田会(090-2247-3914 田島)



平成27年2月14日(土) 恵比寿寄席「金原亭駒与志独演会」(第2回)

・ 渋谷区地域交流センター新橋 地下1階「コミュニティーホール」
  (渋谷区恵比寿1-27-10 恵比寿駅徒歩10分)
・ 午後1時30分開場、午後2時開演
・ 木戸銭 1000円(東日本こどもたち支援チャリティーイベント)
・ 出演 金原亭駒与志 ほか
・ 主催・お問合せ EBISU倶楽部 info@alpha-ebisuclub.com、電話:03-3473-4580、Fax:03-3473-4570

口演録(2): 落語のリアリティ ~時代劇映画・ドラマとの比較

2014年05月16日 00時00分00秒 | 落語市民と法

 落語の世界に一番近いのは、映画・ドラマの時代劇でしょうか。時代劇の中の法律といえば、お奉行様が登場して裁きをするという、現代の裁判所の法廷審理の場面があります。大岡越前守や遠山金四郎のお白洲での名裁きです。これを「政談もの」などといいますが、落語にもこれと同様な法廷ものの噺があるんです。それが一番の落語と法律の接点じゃァないかと思います。

 時代劇では、正義の味方のお奉行様が、弱い者いじめの悪人を退治するという「勧善懲悪」が定番ですね。なにも最初から見せておけばいいのに、何故かドラマ開始から45分くらい経って、ようやく「この桜吹雪が目に入らぬか」なんちゃったりして。この大いなるワンパターン、大変安定したストーリ運びこそが、時代劇人気の秘訣なんでしょうね。ここでは、贈賄したり、人殺しがあったり、盗人(ぬすっと)が出てきたりします。これら悪党を懲らしめる、叱りつけるというのは、今でいえば刑事訴訟の分野となります。

 刑事事件ってェのは、犯罪者に対し国家の刑罰権を発動する、要するに悪党を懲らしめるという手続です。思い返してみますと、大岡越前や遠山の金さんなどの時代劇では、もっぱらこの刑事事件、刑事訴訟を扱っていますね。

 では現実の裁判実務はどうなっているかといえば、圧倒的に民事事件の方が刑事事件よりも多いン。新聞やテレビの報道で数多くの犯罪のニュースが流れていますが、年間を通し、実はそれほどの件数があろわけじゃァありません。民事と比べれば、やはり刑事訴訟は少ないんです。最近は振込み詐欺など、アタシたちの日常生活ン中に犯罪が忍び寄ってくる場面も増えてはきておりますが、それにしたって、ご家族やご近所で犯罪に巻き込まれることなんざ、めったにないでしょう。

(次回に続く)

5/28 馬吉・駒与志二人会、残席わずか!

2014年05月10日 06時00分35秒 | ご案内

 五月霞が関寄席「金原亭馬吉・駒与志二人会(第8回)」

           

 来る5月28日の霞が関寄席「馬吉・駒与志二人会」、開演のたびに満員御礼が出る人気の高座。
 爆笑して、しんみりして、最後にはいい心持ちになれる落語会です。厳選した古典の名作を、目の前におられるお客様の気持ちに合わせ、心を込めて演じます。

 ただいま好評受付中。残席わずかとなりました!

  http://www.kk2.ne.jp/seminarevent/sem_biz94.html   facebook「霞が関寄席」


  と き:平成26年5月28日(水)
  開演時刻:18:45~
  出演者:金原亭馬吉、金原亭駒与志


     
      馬 吉

     
      駒与志

  木戸銭:2,000円(1ドリンク券付き)
  ところ:霞が関ナレッジスクエア「スタジオ」
  (千代田区霞が関3-2-1霞が関コモンゲート ショップ&レストラン西館3階
  オンライン申込み: http://www.kk2.ne.jp/seminarevent/sem_biz94.html
  電話・FAX申込み: 電話:03-3288-1921、FAX:03-5157-9225


        

  皆様方のご来場を心よりお待ちしています 

落語との出会い(二)

2014年05月06日 00時00分00秒 | 中入り

 この大伯父は、小料理屋みたいなものを経営していましたが、店はおばさんにまかせっきり。小料理屋といえば聞こえはいいけれど、場末の中華料理屋に毛が生えたようなシロモノでした。

 正確な場所は覚えていませんが、店の前の通りには都電が走っていたように思います。この大伯父は、まったく働いている様子がなく、店のレジから金を持ち出しては、僕を浅草に連れて行ってくれました。

 花やしきや新仲見世の余荷解屋(よにげや)、パチンコ屋のスマートボール、昔の浅草演芸ホール。僕にとって落語との出会いの場所は、浅草六区でした。

(つづく)