ケ・セラ・セラ ♪

体調不良でドクターストップがかかって何年かなぁ~
猫の「もち」と生活しています。ベランダで薔薇を育ててます。

森に返しました

2011-12-23 03:38:14 | 日記
実家の森にモンプチを返して来ました。



どんぐりの樹の下に。

前もって父が草を刈って、穴を掘っていてくれたので、毛布にくるんだまんま





ろうそくと線香。

モンプチはお香嫌いだったんだけど、ま・・・我慢して.:*゜..:。:.(´人`願).:*゜:.。:.

横には大きなどんぐりの樹。

沢山どんぐりが落ちてたはずなんだけどイノシシが食べてしまったみたいで記念に持って帰ることはできませんでした。

歴代のペットたちが眠る森。

犬・・・・何匹か忘れた・・・多数。

リス、ハムスター、九官鳥・・・・もっとたくさん居るかも・・・・。

猫は初めて。

飼ってたことはあるんだけど、死ぬ前に何処かに行ってしまうので、埋葬はしたこと無いの。

家から出さないから仕方なく・・・だったんだろうけど、最後の力を絞って隠れようとしたのかな

寝かした時と向きが変わってお布団からちょっと落ちてました。

もう足が立たなかったのに、野生の本能なんだと思う。

1年半の間毎日今日は生きてるかしら?って心臓の鼓動を確認してばかり。

ご飯を食べたといえば喜び、排泄をしたら喜び。

声が出なくなったこともあったんだけど、回復して出るようになったからまた期待してしまったり・・・・。

11歳半でした。

お医者さんは12歳くらいが寿命ですよ。っておっしゃってたので、だいたい寿命くらい生きてくれたんじゃないかな

1年半前に本当に今日明日って言われてそのまま、そのとおりに亡くなってたらみんなおかしくなってたと思うんだけど、そこからモンプチは頑張って、家族が心の準備をする猶予を与えてくれたのね。

だから、最後の方は、「頑張って生きて!」って撫でつつ、苦しそうだし、もう引き止めないで逝ってしまったほうが楽なんじゃないのかな・・・・。

ってみんなそれぞれ思ってたみたい。

言わないけど。

頑張ってとかもう少し一緒にいようよって声かけたら、慌ててご飯食べに行くの。

不思議ね。

ほとんどは吐いちゃうのに、よしがんばろうみたいな感じで無理やり食べてた。

腫瘍が内臓を圧迫してたから、息も浅いし、痩せちゃって骨の標本みたいになってた。

冬毛に生え変わらなかったし・・・・そんな力残ってなかったんだろうね。

最後の何日かは爪とぎも出来なくて、座り込んでた。

彼女に教えてもらったことは数知れず。

助けてもらったことも・・・・。

彼女中心の家族だったと思う。

私がシングルになった時も、息子たちが多分反抗期だった時も・・・・モンプチが居たから空気がギスギスしないで済んだし。

家族崩壊の危機みたいなのを救ってくれたんじゃないかな?

ペット用のお仏壇ってあるんだけど、置く?って聞いたら、次男が「勘弁して」って言ってた。

立ち直れなくなっちゃうもんね。

うちの家族みんなが、明るく楽しく笑って過ごすことが彼女の希望だと思うから、もう泣かないです。

なるべく笑って生きていきます