宵待草
2015-07-27 | 四季
「この花が………」
昼休みいつもの散歩道をウォーキング、ちょっと前からこの黄色い花が何となく気になっていました。

「宵待草」1


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最初は色、形状がそっくりだったんでセイタカアワダチソウかなと思っていたんですが、そのうちにつぶれたようなクシャクシャとした黄色い花をつけ始めましたのでこれは違うなと思い、調べてみることにしました。

「宵待草」2


下の写真の真ん中すこし左にスラーッと立っているのがセイタカアワダチソウ、その周りを取り囲んでいるのがこの花です。
まぁ、よく見ると違うんですが、パッと見は同じように見えてしまいます。

「宵待草」3


調べてみると、このつぶれたようなクシャクシャとした黄色い花をつける草がとんでもないロマンチックな名前の持ち主であることが分かりましたぁ!
その名前は「宵待草」!
あの稀代の女たらし「竹久夢二」が
待てど暮らせど 来ぬ人を
宵待草の やるせなさ
今宵は月も 出ぬそうな
暮れて河原に 星一つ
宵待草の 花が散る
更けては風も 泣くそうな
(2番は後に西条八十によって付け加えられたそうです。)
と歌った「宵待草」が何とこの花でした。

「宵待草」4


でさらに調べていくと、
宵待草の正式名称は「待宵草(マツヨイグサ)」だそうで、夕方から花を開いて朝になると萎んでしまうことからこの名前が付けられたそうです。そして夢二の「宵待ち草」の詩に曲が付けられ広く歌われると「宵待ち草」の名が定着して「ヨイマチグサ」と呼ばれるようになったそうです。
マツヨイグサはアメリカ大陸原産で幕末から明治にかけて帰化、日本の野原ではマツヨイグサ、オオマツヨイグサ、コマツヨイグサ、メマツヨイグサの4種類が見られるとのことです。
写真の花は、どうやら「メマツヨイグサ」のようです。

「宵待草」5


この花はいたるところに生えていまして駐車場にも咲いていましたが、私の帰宅時間は5時30分ですので花はまだクシャクシャとしたままです。夕方から夜に花が開くと書いてありましたので、何となく「これは一度は見ておかなくては」との思いが募ってきました。

「宵待草」6


である日、いったん帰宅してから夜8時過ぎにわざわざ花を見にやって来ました。
咲いていましたぁ、ちょこっと感激!
満開です、ガードレールに沿って「宵待草」のお花畑、夜なんで車のヘッドライトで照らしシャッターを押しましたが、少し光量が足りなかったようです。
この花を見て夢二はあの詩が浮かんで来たんですかねぇ!
ヘッドライトに照らし出された花は妖しい花に見えなくもなかったですが、農業も少しやっている私にとっては道路の脇に生えている厄介な雑草のひとつとしてのイメージの方が大きかったですかねぇ。
こんな身近な散歩道に文学が転がっていましたが、どうやら私には夢二のようなロマンチックな文才は備わってないことが判明しました。

次回に、つづく。


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昼休みいつもの散歩道をウォーキング、ちょっと前からこの黄色い花が何となく気になっていました。

「宵待草」1


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「宵待草」2


下の写真の真ん中すこし左にスラーッと立っているのがセイタカアワダチソウ、その周りを取り囲んでいるのがこの花です。
まぁ、よく見ると違うんですが、パッと見は同じように見えてしまいます。

「宵待草」3


調べてみると、このつぶれたようなクシャクシャとした黄色い花をつける草がとんでもないロマンチックな名前の持ち主であることが分かりましたぁ!
その名前は「宵待草」!
あの稀代の女たらし「竹久夢二」が
待てど暮らせど 来ぬ人を
宵待草の やるせなさ
今宵は月も 出ぬそうな
暮れて河原に 星一つ
宵待草の 花が散る
更けては風も 泣くそうな
(2番は後に西条八十によって付け加えられたそうです。)
と歌った「宵待草」が何とこの花でした。

「宵待草」4


でさらに調べていくと、
宵待草の正式名称は「待宵草(マツヨイグサ)」だそうで、夕方から花を開いて朝になると萎んでしまうことからこの名前が付けられたそうです。そして夢二の「宵待ち草」の詩に曲が付けられ広く歌われると「宵待ち草」の名が定着して「ヨイマチグサ」と呼ばれるようになったそうです。
マツヨイグサはアメリカ大陸原産で幕末から明治にかけて帰化、日本の野原ではマツヨイグサ、オオマツヨイグサ、コマツヨイグサ、メマツヨイグサの4種類が見られるとのことです。
写真の花は、どうやら「メマツヨイグサ」のようです。

「宵待草」5


この花はいたるところに生えていまして駐車場にも咲いていましたが、私の帰宅時間は5時30分ですので花はまだクシャクシャとしたままです。夕方から夜に花が開くと書いてありましたので、何となく「これは一度は見ておかなくては」との思いが募ってきました。

「宵待草」6


である日、いったん帰宅してから夜8時過ぎにわざわざ花を見にやって来ました。
咲いていましたぁ、ちょこっと感激!
満開です、ガードレールに沿って「宵待草」のお花畑、夜なんで車のヘッドライトで照らしシャッターを押しましたが、少し光量が足りなかったようです。
この花を見て夢二はあの詩が浮かんで来たんですかねぇ!
ヘッドライトに照らし出された花は妖しい花に見えなくもなかったですが、農業も少しやっている私にとっては道路の脇に生えている厄介な雑草のひとつとしてのイメージの方が大きかったですかねぇ。
こんな身近な散歩道に文学が転がっていましたが、どうやら私には夢二のようなロマンチックな文才は備わってないことが判明しました。



次回に、つづく。


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