人生道場

お互いに悩みや考えを述べ合い、それぞれの人生の糧にしませんか。

政権党として今のやり方は真ともなのか?

2005-08-19 16:32:24 | Weblog
私は、政治には無縁に生きているだけに、それなのに今のやり方って
真ともなのか、否、真ともじゃないんじゃないか?、と疑問に思えて
ならないのである。
少しは、国を思うものとして、これで日本はよいのか?と疑問が消えないのである。

今の候補者擁立劇をみていても、確かに遥かに優れた人々に違いはないと思う。
しかし、政治理念や国家観はどうなのだるか?
ただ、今回否決された郵政法案を通過させる為に、賛成票を投じる為にのみ推薦され
ているようにしか、思えないのである。
言わば、右向け右と言えば右を向き、左向け左と言えば左を向き、
をする人々が集められているのではないだろうか?
ただ1人の指導者の言うことに賛成する者達だけが集まった集団になりつつ
ある、或いはなっていくのではないだろうか?
もし、そうなれば、過去のドイツや敗戦前の帝国日本であったり、イラクや北朝鮮の
ような独裁政治に近づいていくのではないだろうか?

我々国民は、そのような党に政権を託して良いのだろうか?
戦後60年間自民党一党による政権の歪は生じていないのか?
今の1000兆とか、700兆と言われる借金の責任は何処にあるのか?
国民にあるのか?それとも政権を担ってきた政権与党にあるのか?

どなたか、「政官癒着を打破する」とおっしゃっておられたような記憶があるが、
今回の推薦候補の多くは官僚ではないのか?
果たして、官僚出身者が多くて政官癒着を打破できるのだろうか?
郵政に係わる公務員だけが、改革すべき公務員なのだろうか?

今、我々国民に提示された、言わば国民をバカにしているともとれるような
国会で否決された郵政法案の賛否を問う総選挙に対し、言葉に惑わされることなく、
賢い選択を国民一人一人がすべきものと思わざるをえません。

もう一つ、何故、この郵政法案の賛否が郵政改革の賛否なのだ、ということです。
この法案の成立以外には郵政改革はありえないのか?それほどまでにこの郵政法案は
優れたものなのか?なのです。

郵政改革の言葉の元に否決された郵政法案を成立さていいのでしょうか?

もっともっと議論をしてからでもよいのではないにでしょうか?
アメリカにおいては郵政は国営であるそうですが、何故日本は民営化を急がなければ
ならないのでしょうか?