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~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

茶房 糸屋にて

2013年04月09日 | 美しいEnergy
先週、骨董市へ行った帰り、5時半には保育園に孫を迎えに行かなくてはならなかったのですが、お茶を飲む位の時間はありそうだったので、少し足を延ばしました。
武蔵五日市駅から檜原街道を秋川沿いに少し上った所に、自然豊かで情緒たっぷりなお食事処「黒茶屋」があります。そこに併設された「茶房 糸屋」へ。




おいしいコーヒーとわらび餅をいただきました。

小倉遊亀の絵を眺め



至福のひととき。


そして「中川一政 いのち弾ける」より氏の言葉。

「自分のしたいことをしよう。
一番したいことをしよう。
一番したいことは自分の昇華したときに起る志だ。
昇華し純粋になった自分のしたいことだ。
自分がどうしてもしたいなら、ころんでも起き上がっても立ち向かうだろう。
人に命令され、強いられたことは万一ころんだ時にそれなりになってしまう。
一番自分のしたいことをまず究めよ。
それがはっきりしないかぎり勉強もはっきりしない。
はっきりしないものに向って誰も本気で勉強は出来ない。
勉強家は自分の一番したいことを先ず知っているものだ。」

「画とは止むに止まれぬ気持で描いて、それだけで出たとこ勝負でそれでいい。
それまでが芸術であって、そのあとうまくまとめようとかすることは、蛇足に過ぎない。
描けば描くほど駄目になって弱くなる。」

ひどく心をうたれました。

カモミールの葉っぱ?!

2013年04月07日 | 日々の出来事・想うこと
最近寝つきが悪くて困ります。
本を眺めてみたり、ラジオを聞いてみたり、昨夜?も朝4時まで、寝ているのか起きているのかわからない境目をさまよっていました。
そのせいで昼間は頭がぼんやり~

寝付けそうもない日はカモミールティーを飲みます。
今年はカモミールを植えようと思ってタネを買ってあって、そろそろ蒔かなくちゃと思っていました。
カモミールがどんな葉なのか知らなかったのですが、昨日行った農産物直売所では苗を売っていて、それを見ると「あれ?うちの庭にあるよ。」
おととしの秋、「ワイルドフラワー」といういろんな草花のブレンドされたタネを蒔きました。
蒔く時期が遅れたせいもあるのか、ほとんど発芽しなかったのに、今年になってなんだかわからない芽が沢山出ています。
どうもそれがカモミールっぽいのです。多分そうです。嬉しいですが、ビオラの廻りがモジャモジャです。

ムスカリも咲いています。
手前の雨に濡れている葉は、やはり一昨年発芽しなかったキンセンカ。まだ蕾も出来ていません。咲くのかなぁ。



昨日買った皿とティーポットを持ち出して、遊びました。








そして柑橘類を盛ってみました。



おしまい。

まだまだ楽しめた桜と骨董市

2013年04月06日 | 旅行・お出かけ・散歩
小さな仕事が突然入って、取り敢えず今日ほしいと言われた分だけを終わらせメールで送信。
家を出たのが11時半になってしまいました。

できるだけ幹線道路を避けるように考えて日の出町へ向かい出発。
二日間の風雨にも耐えて、道々の桜が結構楽しめます。
長閑な景色に車を止めたくなるのをグッと堪えて先を急ぎました。
いつもの農産物直売所が最初の目的地。枝物の花が欲しかったのですが、花も野菜も欲しいものがありませんでした。
収穫がなかったのでその穴埋めに、たった今走りながら見えていた桜並木の河原に立ち寄る事にしました。
日の出町役場に車を停めさせて貰うと、すぐ裏手の川沿いが桜並木になっています。
数軒出ていた屋台でタコ焼きとお茶を買って、桜吹雪のベンチでお昼代わりです。

川遊びをしている子ども達が沢ガニを捕まえたと大はしゃぎしていました。
高齢者施設の入所者さんが車椅子を並べて散る桜を楽しんでいらっしゃいました。
それぞれの春・・

ぐずぐずしていると時間切れになりそうな気がして、あまりゆっくりせずに、五日市で開かれている「ふるもの市」へ。



良いも悪いも見分けがつかない私なので、とにかく沢山の物に触れたくて、じっくりと見て回りました。
この蕎麦猪口、どれもン千円するんです。9000円のもありました。びっくり!




これは先日、近所のリサイクルショップの10円コーナーで見つけて買ったものです。
確かに並べると全然違う・・・
それにしても片やン千円、片や10円!^^



今日の収穫はこれ。



益子のお皿と、白磁のティーポット。両方とも500円です。
上手く撮れなかったので、あとで写真を入れ替えますね。

ティーポットはコロンとしたデザインが気に入りました。嫁のMちゃんはコーヒーや煎茶が苦手なのです。3人分(息子夫婦と私)の紅茶をたっぷり淹れられるポットが欲しかったのでうれしい。

お皿を見て、「きれいね~」と近づいたら、
「益子だよ。浜田庄司とはいかないけれど、ハマッタ庄司くらいはいくかな。いやシマッタ庄司かもしれないな」なんて店主のおっちゃん。
「え~!?シマッタ庄司?こまったな~」
なんて言いながら500円だったから買って来ました。
一人暮らしには大きすぎるから、息子家族が来た時、つまりお正月位しか(それ以外は料理を出さないから)出番はなさそうだけど、何を盛ろうかなと思い巡らしてます。

今は準備期間?

2013年04月03日 | 日々の出来事・想うこと
二日間の雨風で桜ももうおしまいですね。
毎朝 孫を迎えに行く時に桜の並木道を通ります。
上は咲いている桜、下は散った桜、そして濡れたアスファルトがトンネルの桜色を映して、ほわ~んとした世界が広がります。その中に入って行く時、体が桜色に溶けてしまいそうです。


一昨日、タイヤの空気が見た目にもわかる位抜けていることに気付きました。
あれ~?もう、タイヤ、ダメになっちゃたかも。
車の事は全然わかりません。
いつもガソリンスタンドの言うなりになって高い支払いをしては、それが妥当だったかどうかもわからないので、知り合いのスタンドに行く事にしました。
ここのオーナーは、夫の会社が倒産し、その後離婚した頃をご存じで、
「あなたは苦労したね。よく頑張ったね。」
みたいな事を会うたびに言われます。
もう30年近く前の事、ちょっと鬱陶しくて普段は敬遠しているのですが、いざという時はやはり信頼できます。

途中、信号待ちをしながらふと横を見ると、空き地がつくしで埋め尽くされていました。
私は子どもの頃からつくし好きで、つくしの林をみつけるとはしゃぎます。
車を停めて、少し歩く事にしました。



川沿いの桜がハラハラ散って、川面も桜色。
道行く人々が、「あら、きれい」と思わず立ち止っていました。



ここで写真を撮っていたら、カメラを提げた男性と目が合いました。
「わ~!先生!」
次男の中学の時の先生です。
高校を半年で中退してフラフラしている反抗的な子を、どうしたらいいのか困り果てていた私の相談に乗ってくださった先生です。
困っている時はみんなアドバイスをしてくれるのですが、その対処法はそれはもうあらゆる方向を向いていてバラバラです。親切心ではあるのでしょうが、よく知らないまま、無責任なのだから仕方がありません。
そんな時、在学中から面倒を見ていただいて次男の様子を理解して下さっている先生の助言はありがたかったです。

その先生もお年を召しました。
毎日カメラを持って散歩し、夕方になると公園に住みついている野良猫に餌をやるのを楽しみにしていらっしゃるんだそうです。

丁度、自分の老いについて思い巡らしている時にお会いしたので、そんなことを少しお話しました。
あと3年すれば孫は小学校へ。保育園の送迎はなくなります。
友達の少ない私は、老いの孤独を迎えるでしょう。
先生は「今、準備期間だな」と仰いました。

再婚した夫を見送って、腑抜けになって、なんとか立ち直って、あれよあれよという間に60才。
漠然となんとかなると思っているけれど、それじゃいけないんじゃないかな。
3年後、5年後の自分をシュミレーションして、準備しなくては。

タイヤは釘がささっていたんだそうです。
もっと空気が抜けるとタイヤ交換になるところでした。
サービスで洗車もしてくださいました。

お散歩のちBook off

2013年04月01日 | 美しいEnergy
昨日、一周り若い友人と昭和記念公園をお散歩しました。
前日の予報では雨になっていたけれど、なんとかお天気がもってくれて良かった。
とっても寒くて、1時間位でファミレスに移動。入園料もったいなかったな。
ファミレスでは私の人生を沢山語ってしまいました。
一人で喋り過ぎたと思うけど、ま、ノンフィクションのショートストーリーとして楽しんでくれたかもしれないと思う事にしましょう。

帰り道、Book offに寄りました。
今日のお買い物は、絵本が2冊と「和楽」というムック本を2冊。


金子みすゞさんの「ほしとたんぽぽ」
ほっと優しくなれる大人の絵本です。私は絵本好き。

「ともだち」 谷川俊太郎・文  和田誠・絵
 『ともだちって みんなが いっちゃったあとも まっててくれるひと。
 ともだちって そばにいないときにも いま どうしてるかなって おもいだすひと。
  ひとりでは つまらないことも ふたりで やれば おもしろい。』 
ちょっとむずかしいかもしれないけれど孫に読んであげたい。
なんとなく雰囲気でわかってくれるような気がします。

和楽
「個人美術館を歩く」「初夏の和菓子暦」「沖縄、宮古、八重山 神の道の食材」


もう一冊、和楽
「茂木健一郎の京都、大人の修学旅行」「白洲正子の母 樺山常子」

今日は家で文化に触れよう!
自分を高める為の本は沢山持っているのだから。