「こころのミュージカル」公式ブログ

長野県佐久市に2009年に生まれた市民ミュージカル、「こころのみゅージカル」の公式ブログです

南牧羽沢、砥沢、に行ってきました!

2016-07-25 14:37:06 | インポート
市川五郎兵衛眞親公が佐久にくる前にいた、と言われた南牧村を見学に行ってきました!

最初は内山峠を越えて下仁田の方から回ってきたのですがこちらは逆回り。
でも南牧村にはまずこんな名所がありました!

閑けさや、岩にしみ入る蝉の声、という俳句、皆さんご存知ですよね
そう、松尾芭蕉の奥の細道にある有名な句。それはここで読まれたそうなんです。

 

この蝉の渓谷でこの句が詠まれ、ここには芭蕉塚というのがあるんですよね。

そしてなんと、この上が南牧関所。
この関所の役人として市川五郎兵衛眞親公は若い頃、働いています。
そこをあの天下の徳川家康に呼び出された、というわけです。
3回も呼ばれた上でやっと3回目に出向き、それでも家来になるのを断った、という有名な逸話です。
この地図にはちゃんと市川家の名前もありましたし、芭蕉塚の下には市川家の石碑もありました。

 

忍者たちの戦い、こんなところでやったんだろうなーと想像しながら。

この渓谷は柔らかい岩を川が削り取ってできた渓谷なんだそうです
高いところ苦手な私はお尻がむずむず。。。
この迫力を間近で見たらさぞかし緊迫感のあるお芝居が出来るだろうな、、、と想像しました(^^)

  

 

さらに進むとこんな街並みがあります。
この南牧村のレポートにはちゃんと市川家と信州佐久のつながりが書いてあります。

http://matinami.o.oo7.jp/kanto1/nanmoku-tozawa.htm

こんな街並みがこのままずーっと続いていました。
あまりの古さに、人が住んでいないところも多いんじゃないかと心配になったくらいです。
こんなに谷間にこんな家がずーと立っていて、一体どうやって生活しているんだろう、と思ったら
昔は五郎兵衛米が馬で運ばれてきて、栄えていた町だったんですね。


最後に砥石山というところに登ってみました
途中で道がなくなりそうなくらいの山の中。
なのにこんな立派な「砥石大明神」というお寺があります。
本当にここは砥石で栄えた村だったんだなと、今でもその名残がきちんとあることに気づきました。
晋先生とゆうたくんが代表でこの階段を上がってお参りをしてきてくれました(^^)

 

 

このあと、おそらく眞親公や忍者のお政、お之が馬で走ったであろう、田口峠を、帰ってきましたが。。。。
空が見えないくらい生い茂った山の中。。。
本当にこのまま帰れるのか心配になるような峠道を、晋先生、一生懸命運転して越えてくれました(^^;

佐久に出た瞬間、緑に広がる田んぼ。
本当に佐久は今でも豊かな町なんだな、と改めて思いました。

以上南牧村レポートでした!