goo blog サービス終了のお知らせ 

まるまる◎はなまる◎にじゅうまる

平成15年生まれの双子とパパとママの4人家族の毎日を綴ります。

いつも笑顔で。

2007年11月27日 | 双子
昨日の夕方から今朝まで、ママ、ずっと機嫌が悪く過ごしていました

理由はタカタカです。

毎日、園にお迎えに行くと子ども達が出てきて、上履きから靴に履き替えるのですが、タカタカは毎回、そこでグズグズダタダラするのです。

履き替えた人から並んで先生に「さようなら」をして帰って行くので、当然、毎日、並ぶのがほぼビリになってしまうのです。

さっさと履き替えればすむことなのに、何故だかそこでぐずって見せたり、にやにやとふざけてみたり

毎日、辛抱強く付き合っているのですが、昨日はまずそこでムッと腹がたってしまいました

その後、公園に行くと何人かのばら組さんのお友達も来ていて一緒に遊ぶことになりました。

一緒にすぐに遊びだすサエサエに対し、タカタカはお砂場に放置されている「お砂場セット」で遊びたがり、いくらママが「これは誰のかわからないし、勝手に使ってはだめ」と言っても、しばらくの間「ちょっとだけ~」と粘り、その場を離れようとしませんでした。

そして、やっとみんなと遊んだと思ったら、今度はお友達ママが一緒に連れてきていた2歳の女の子ちゃんを泣かしてしまう始末。

(タカタカがお砂で山を作っていて、それを2歳の子が触りにきたら、タカタカが「だめっだめっだめっ」と強く言ったので泣いてしまったのです)

「小さい子に優しくしてあげなきゃだめでしょう。ほら、泣いちゃったよ。謝りなさい」

と言っても、プイと横を向き、やっと謝っても

「ごめんなさいっ

と怒ったような口調。

ママはこのあたりですでに中っ腹です。

そして家に帰ると「これやって、あれやって」の『かまって君』(いつものことなのですが)

パパが帰ってきても、今度はパパに「あれやって、これやって」。

ママ、タカタカを叱りました。

「ねぇ、タカタカ。人の言う事は聞かないで、自分の要望ばっかり言うのはだめだよ」

そして、その日の出来事を一つづつあげて行き、タカタカに話して聞かせました。

うんうん・・・と頷くタカタカでしたが、どうにも昨日は腹の虫が治まりませんでした

そして、ママは機嫌を直すことなく、タカタカ・サエサエはパパちゃんと寝付いてしまいました

(普段、ママはどんなに怒ろうと、その日のうちに仲直りをしているのです)

朝、目が覚めるとママは頭痛がしていました。色々やっていて就寝も遅くなったので寝不足でもありました。

頭痛と寝不足のために気分は最悪。

またもや朝からプリプリしていまいした。

「早く起きなさいっ」

「早く顔、洗ってらっしゃいっ」

「早く食べなさいっ」

と、全て最後に小さな「っ」がつく話しかたになってしまいました。

タカタカ・サエサエもママの怒りを察して、いつになくそそくさとやることを済ませていました。

ママに誉めてもらいたくて

「ほら、ちゃんと洗ったよ」

と2人してビショビショの顔を見せに来るのに、ママは「そう」と冷たくあしらってしまいました。

テーブルに用意したチーズワッフルをもそもそと食べる2人をみているうちに、ママもようやく正気に戻ってきました。

(何をこんなに怒ってるんだ?)

昨日のタカタカのことだって、ひとつひとつはささいなこと。

4歳の子が「かまって君」なのだって、考えて見れば当たり前。

頭痛と寝不足は自分のせい。

イライラしてバカみたいだな・・・

ようやく気持ちを落ち着けて、2人のお弁当を仕上げ、出来上がったお弁当をいつもの習慣で2人に見せにいきました。

3チャンネルを見ながらぼんやりと食べる2人の後から近づき、そっとお弁当箱をテーブルに置くと、2人は同時にお弁当箱を見ました。

そして(あっ)と声にならない声をあげたと思ったら、2人して振り返って

「かわいい

と笑いました。



「今日は雪だるまのお弁当だよ」

さっきまでプリプリしていたので、急に愛想よくできなくて、ぶっきらぼうに言うと、タカタカが「に~~~」と口を横に広げてきました。

そして

「ね、ママもやって」

と言って来たので、ママも「に~~~」とやって見せました。

サエサエも一緒に「に~~~」とやったので、みんなで笑ってしまいました。

タカタカは

「ママ、笑ってて。ず~~っと笑ってて」

とすかさず言ってきました。

「うん」

とそっけなく答えながら、やっぱりいつまでも怒りを引きずっているのは良くない・・・と深く反省しました。

自転車で園に向かうと、昨日、遊んだお友達ママに会いました。

子どもを園に送ったあと、2歳の下の子をお散歩させている最中でした。

「おはよう~~」

とすれ違い、更に園へと走らせると、タカタカが

「僕、もう、あの子にイジワルしないよ。優しくするよ」

とつぶやきました。

ママの怒りの原因をちゃんとわかっているんだね・・・。

「うん、そうだね」

と答えながら、多感なタカタカの心を驚きつつも、なるべくいつも笑顔で過ごそう、と心に誓ったママなのでした





これは汗!

2007年11月08日 | 双子

毎朝、6時半を過ぎるとふすまを開けて、タカタカ・サエサエの自然な寝起きを促しています

それでも2人が起き出すのは7時過ぎ。

今朝、横目で2人の様子を見ながらお弁当を作っていると、タカタカがもぞもぞしてきたので

(起きたかな?)

と思っていると

「ママ・・・冷たいよ・・・何だか濡れてるよ・・・」

とくぐもった声で話しかけてきました。

(濡れてる?・・・えっ?オネショ??)

と、玉子焼きの途中でしたが、火をとめて慌てて駆け寄りました。

触ってみると、案の定、パジャマはぐっしょり・・・

ありゃりゃ~~、オネショだ~~~

と思っていると、タカタカが

「これは汗だよ。何だか暑くてたくさん汗をかいちゃったんだよ」

と慌てたように説明しだしました。

実は以前にも一度、タカタカはオネショをしてしまったことがあり、その時、ママが

「あ~、オネショしちゃったねぇ」

と言ったら

「オネショじゃないよっ。僕、お兄ちゃんだもん。オネショなんかしないよっ」

と、いたくプライドを傷つけられたようなのです。

そんなことがあって、タカタカとしては「これは汗!」なのでしょう。

「何だかたくさん汗かいちゃったよ・・」

必死に説明している姿が可愛くて

「そうだねぇ、汗かいちゃったから早く着替えようね

と、ママも「オネショ」の言葉は出さずに話をあわせてあげました。

それにしても、最近のタカタカ・サエサエを見ていると、自尊心・羞恥心・・・などの色々な感情が育っているんだなぁ・・・と感じます。

少し前、タカタカが幼稚園でお友達を叩いてしまったことがありました。

バザーの用事でたまたま園にいたママは、先生からその話を聞いていました。

(普通、それほど大きなことでないことは、わざわざ親の耳には入ってきません)

お友達にも謝り、先生にも「明日はいい子のタカタカになる」お約束もし、ママともお約束をし、その話はすっかり決着がついていました。

なのに、夜になり、ママは軽いからかう気持ちで、パパちゃんにその話をしてしまったのです。

みんなで遊んで「誰が一番いい子かな?」と笑って話してる時、タカタカが「僕が一番だよ」と言ったので、その流れで「ほんとかな~?」と暴露してしまったのです。

話を聞いたパパちゃんはふいに真顔に戻り、タカタカに

「お友達を叩いちゃダメだぞ」

と言いました。

見る見る曇るタカタカの顔。

「でもね、もう『ごめんね』もしたし、先生ともお約束したんだよね」

とフォローに回ったのですが、時、すでに遅し。

タカタカの目からホロホロと涙が流れ始めました

後から聞いてみると、パパには自分の「不祥事」を内緒にしておいてもらいたかったというのです。

パパに対しての気持ちとママに対しての気持ち、タカタカなりに色々とあるみたいです。

男同士として張り合う・・・とまではまだ行かないまでも、パパには格好つけていたいみたいなのです。

朝、パンツを替えたついでに、全部着替えさせてしまうと、ちょうどそこにパパちゃんがやってきました。

いつもは着替えはグズグズと最後になってしまうので、すっかり着替えを終えたタカタカを見て、パパちゃんは

「おっ、今日はもう着替えてるじゃないか。自分で着替えたのか、えらいな~

と言いました。

タカタカは

「汗かいちゃったから、ママに着替えさせてもらったんだよ

と半分は正直に答えました。

パパちゃんが出かける時、そっと

「オネショしちゃったのよ。それで全部、着替えさせたの」

と耳打ちすると、パパちゃんは(なるほど~)と言う顔でニヤリとしました。

タカタカ・サエサエの感情が複雑に育って来るのに伴い、ママとパパちゃんには演技力と口裏合わせが必要になってきそうです

大好き!じいじ&ばあば♪

2007年10月24日 | 双子
ディズニーランドに行った翌日の20日、今度は実家で誕生会を開いてもらいました

ばあばの作ってくれた「ちらし寿司」と「おいなりさん」





姉と甥っ子も集まってくれて、みんなで乾杯をしました
(義兄は鹿児島に出張のため欠席



食後に登場した誕生ケーキ



タカタカ・サエサエの大好きな「ふ~~」をしました



この後、プレゼントをもらって、じいじ&ばあばに「ありがとう~~」のムギューするタカタカ・サエサエ

 

タカタカ・サエサエは、じいじ&ばあばが大好きです

じいじ&ばあばも、タカタカ・サエサエが大好きです
2組は相思相愛です

じいじ&ばあばを見ていると

(もし、世の中に『無償の愛』と言うものが存在するとしたら、これこそがそうなのではないか?)

と思えてきます。

じいじ&ばあばは、タカタカ・サエサエに何も求めていないように見えます。

ただ、その存在だけを喜んでいるように見えます。

自分に孫が出来た時、どんな気持ちになるかなぁ・・・と想像してみると、やっぱりものすごく可愛いと思います

育児を終え年を取った身からしたら、小さな孫は『命の輝き』そのものに見えるんじゃないかと思います。

自分が育児中は必死すぎて、もしかしたら見過ごしてしまったかも知れない可愛さにまで気が付くのかも知れません。

じいじ&ばあばに可愛がってもらい、それを当然のように受けとめているタカタカ・サエサエを見ていると、ふと、今は亡きママの「おじいちゃん・おばあちゃん」のことが思い出されてきます。

おじいちゃん・おばあちゃんのありがたみなんて全く感じずに、当然のように可愛がってもらっていました。

当たり前のように愛してもらえる幸せの連鎖。

タカタカ・サエサエに結婚を強要する気も、子どもを持つことを強要する気もありませんが、でも、やっぱりママもこの連鎖を中継していけたらなぁ・・・と夢見ています




ピカピカ☆

2007年10月17日 | 双子
幼稚園が終わったあとは、必ずと言っていいほど公園に通っていた2人

そんな2人が最近は公園に行こうとは言わずに、もっぱらマンションのエントランスでの自転車乗りに夢中なんです

先週の週半ばに、同じフロアに住む人から16インチの自転車を2台、お下がりでいただいたのです。

2人は大喜び

多少、修理が必要な状態だったので週末にパパちゃんに直してもらうことになっていました。

特にサエサエが喜んで、会うひとごとに

「ピンクのね、ウサギちゃんのね、自転車を持ってるんだよ

と触れ回っていました。

家の中でもことあるごとに

「嬉しいなぁ~、お姉ちゃんの自転車だ~~」(三輪車ではない、と言う意味)

「ママ、あれはもうサエサエのなの?『ありがとう』って返さなくていいの?」
(よく三輪車を借りて使わせてもらっていたので)

と、興奮さめやらぬ風だったのです。

そんなサエサエは本当に(可愛いなぁ)と思えました

お下がりだけあって、お世辞にもキレイとは言えない自転車なのです。

サビもたくさんあるし、プラスチックの前カゴにはヒビが入っています。

それをこんなに喜んでいるなんて・・・

ママが心底、子どもを愛しく思うのはこんな瞬間なのです

大人だったら、新品にこだわってみたり、高価なものか安価なものかに重きを置いてみたり。

そんなことには頓着せずに、ただただ手放しに喜ぶ姿は純粋そのものに見えます

少しでもキレイな状態にして大切に使おうと思い、先週の金曜日の夕方に3人でセッセと洗車をしました。

風邪っぴきのママでしたが

(キレイにしてあげるからねっ。まかせてっ
とがんばっちゃいました

2人もがんばりました。





土曜日には朝一で、近所のホームセンターで必要なパーツを購入。



帰宅後、すぐにパパちゃんは修理をしました。



がんばって洗車したので、ホコリをかむって黒くなっていたホイールもキレイになりました。



ベルは新調してあげました

サエサエが選んだのはキティちゃん。



タカタカはシンプルな青×シルバーのベル。



サビだらけのお古だけど、でも、2人にとってはピカピカの自転車なんです。





走れタカタカ号! サエサエ号!





秋風の中、2人はいつまでも飽くことなく自転車を乗り続けているのでした


『まっすぐな目』

2007年09月21日 | 双子

昨日の日中、ちょっと理由があってママはバケツ一杯の水を汲み、それをお風呂場に置いておきました。

結局、使わなかったのですが、まぁ、キレイなお水だし子ども達がお風呂入ったときに遊ぶだろう・・・とそのままにして置きました。

そして、お風呂の時間になり、先に裸になりお風呂場に入っていたタカタカが
「ねぇ、ママ、このバケツ倒してもいい?

と聞いてきました。

「いいよ

と軽く答えたのが運のツキ。

次の瞬間には、大量の水が脱衣場に流れ込んできました
(バリアフリーのお風呂なので、ドアを開けておくと洗い場と平面になるのです)

タカタカがこちらに向かってバケツを倒していたのです。

あまりのことにママが大声を出すと、その声を聞いてパパちゃんが駆けつけてきました。

そしてすぐに状況を飲み込んで
「コラッ。バカッ。タカタカっ。何やってるんだっ

と怒鳴りました。

一瞬、キョトンとしたタカタカも次の瞬間に号泣しだしました。

パパちゃんは

「ここは(脱衣場は)お風呂場みたいに防水じゃないんだぞ。こんなに水をまいたら大変なことになるんだぞ」

事実、水は洗面台の下にまで入り込んだようで、もう拭けそうにもありません。

「こっちに向かって倒したらどうなるかくらい、考えなかったのか?」

手はせっせと水を掃きだしながら、強い口調で言うパパちゃんにタカタカはワ~ワ~泣きながらも
「ごめんなさいっ、ごめんなさいっ

と言っていました。

「ママが悪かったのよ・・。汲みっ放しにしておいたし、タカタカに「倒していい?」って聞かれて「いいよ」って答えたし・・・」

「でも、少し考えればわかることだろう?」

とパパちゃんは怒りをあらわにしていました。

(こういうときに、それぞれの怒りのツボの違いと言うか、子どもにどこまで要求しているか・・の違いを感じます。おおむねパパちゃんの方が要求は高く、ママの方が低いです。でも、なぜか小言はママの方が断然多いと言う不思議な現象がおきています。これいかに?)

パパちゃんは怒りを引きずるタイプではないので

「もう拭いたから、早くお風呂にはいっておいで」

と、その場は収拾しました。

そして、お風呂上り。

少しの時間を使って、タカタカが積み木を高く積んで遊んでいました。

その横にはプラレールもつなげていました。

歯も磨いて、さぁ、もう寝ましょう・・と言う時に、ママはお片づけをするように声をかけました。

が、タカタカが拒否してきました。

「積み木がね、もし夜中に倒れたらものすごく大きな音が出るんだよ。遊んだオモチャは片付けなくちゃダメだよ」

最初はやんわりと言っていたママも、かたくなに拒否し続けるタカタカにだんだんと語気を強めていきました。

実はこの日、園での帰り際に先生から

「最近のタカタカくんは、例えばお庭で遊んでいて「さぁ、もうお部屋に入りますよ」と声をかけても聞かないことが多いんです」

と聞かされていたのです。

(先生は「夏休み明けは、こうなる子が多い」とのことでしたが)

そんな話が頭に残っていて

「先生やパパ・ママの言う事は聞かなくちゃダメでしょう。楽しく遊んだらお片づけするのっ

と、更にきつく言い募ってしまいました。

そのうち、パパちゃんも参加してきて、最後はタカタカが大泣きしながら寝付く・・・と言う、なんとも最悪のパターンになってしまいました

一夜明け、いつも通りにパパちゃんを3人で見送ったあと、タカタカがふいに話しかけてきました。

「ママ・・・、昨日は変な事言って、オモチャ片付けないでごめんね・・・」

こちらから話を振ったわけでもないのに、謝ってきてくれて、ママはホロリときました

「うん、これからはきちんとお片づけしようね」

「それから、お風呂にお水まいちゃってごめんね・・・」

「うん、ママも悪かったんだよ。ママが「いいよ」って答えたんだからね」

「ねぇ、ママ、何で泣いてるの?」

「ママ、嬉しいのよ。タカタカがそうやって自分から謝ってきてくれて・・・

「・・・でもね・・」

「うん」

「パパ、ボクのこと『バカッ』って言ったよ。いつもボクには『人に向かってバカって言うな』って言うのに、『バカっ。タカタカっ』って言ったよ」

「・・・・・」

「ボクには『言うな』って言うのに・・・」

「うん、そうだね。パパ、いけなかったね。ママから後で言っておくね」

そう言いながらも、何だかいてもたってもいられない気持ちになってきて、その場でパパちゃんに電話をかけました

そして、パパちゃんが電話越しにタカタカに謝ると

「いいよ~

とタカタカはニッコリと笑っていました。

パパちゃんの怒りの大元は、多分「洗面所が水浸し」と言う状況に対してのものだったんだと思います。

そしてママも、園でも言葉が気になって、執拗にタカタカに言い募ってしまっていたのです。

大元の怒りやイラダチの原因は他にあったのに、2人してそれを全てタカタカにぶつけてしまっていたのです

ママは気にもとめなかった『バカッ』

タカタカはそこにわだかまりがあって、オモチャを片付けなかったのではないか・・・と思えました。

子どもはいつだってまっすぐな目で、大人の矛盾点を見ています。

自分ですら、その時には気付いていない「原因のすりかえ」を見抜いているんだと思います。

色々なことを心では感じながらも、言葉が達者でないのでそれを上手く説明できないだけなのでしょう。

パパもママもタカタカも、そしてもちろんサエサエも、み~~んな生身の人間です。

それぞれがそれぞれの心の事情を抱えながら、ぶつかったり許しあったりしながらこれからもやっていくんだと思います。

子どものまっすぐな目で見つめられても、目をそむけないでいられるような自分であること・・・・

それが親として成長していくことなのかも知れない・・・と思いました

秋♪

2007年09月13日 | 双子
ここ最近の東京は気温も下がり、ぐっと秋めいてきました

今日は午前保育だったタカタカ・サエサエ。

園の帰りの買い物によったのですが、スーパーでいい匂いに釣られて石焼イモを買いました~

せっかくだから温かいうちに食べよう・・・と言うことで、近くの神社の境内でいただいてきました。



 

ホクホクしてておいしい~~~





食べる前に

「神様に『ここでおイモを食べさせてください』って挨拶しようね」

と声をかけ、3人で手を合わせてきたのですが、タカタカ・サエサエは

「このお祈りを、イエスさまのお名前によってお祈りいたしますっ。ア~~~メンっ」

と元気いっぱいに言っていました

あの~~、ここは神社なんですけど・・・

きっと神社の神様も腰を抜かしつつ、笑っていることでしょう。

本当に今日は過ごしやすく、結局、公園を3つもハシゴして家に着いたのは5時を回っていました。

食欲の秋、スポーツの秋、公園の秋

た~くさん秋を楽しみたいなぁ・・・と思います



おかしな子たち♪

2007年09月02日 | 双子
昨日のお出かけ風景なのですが・・・

サエサエ。



赤ちゃんを抱っこしてるんだそう。(抱っこ紐のつもりらしい。実は腹巻

この格好で街を闊歩します。



「赤ちゃん、抱っこしてないと泣いちゃうからね

とのことなのですが、ママが泣きそうデス

こちらはタカタカ。

掃除機ブームのタカタカ。(このブームは長いんです。かれこれ半年くらいにもなるでしょうか?)



家電量販店(○ドバシ)の掃除機コーナーで長い時間を過ごします。

多分、放っておいたら何時間でも過ごす事でしょう。

特にお気に入りは「ルンバ」と言うお掃除ロボット。



一日中、「ルンバ」のことを話題にしています。

朝、目が覚めて「おはよう」より先に

「ねぇ、ルンバってさ・・・」

とルンバトークが始まるのです。

タカタカの1日は、ルンバに始まりルンバに終わる。

腹巻ルックにルンバトーク・・・2人ともおかしな子です

『セミの抜け殻』

2007年08月23日 | 双子

今日、明日と幼稚園の夏季保育です(お弁当なしなので午前中のみ)

今日は11時半にお迎えに行き、その後、近くの公園で1時間くらい遊んでから帰ってきました。

玄関に入り、ママは先に上がりながら

「靴脱いで揃えて、手を洗ってね~」

と2人に声をかけると、サエサエはさっさと上がり洗面所へと入っていきました。

手を洗うのを手伝っていると、まだ靴をはいたまま玄関にいるタカタカが

「ねぇ、ママ。セミの抜け殻は?」

と聞いてきました。

・・・はっ。忘れた・・・

実は、公園でタカタカにセミの抜け殻を手渡され「持っててね」と言われていたのです。

虫が苦手なママは、それを手には持たずにベンチに置いておいたのです。

すっかり忘れて帰ってきてしまいました。

「ごめん・・・タカタカ。ママ、忘れてきちゃったよ」

と言うと、タカタカは早やグズグズベソベソ顔で

「・・・やだ。やだ。セミの抜け殻・・・ママに渡したのに・・・」

と言い出しました。

「ごめんね~。また今度、見つけようよ」

気を引き立てるように明るく声をかけても、タカタカは「うわ~~~~ん」と泣き出し、そこからは一気にボルテージが上がって喚きだしました。

「公園に行く~~、セミの抜け殻~~」

火が付いたように泣き喚くタカタカ。

確かに渡されたセミを忘れてしまったママが悪い。

それを充分、認識していながらも、ママはムラムラ~~っと怒りがこみ上げてくるのを止められませんでした。

「いい加減にしなさいよっ。タカタカ。ママ、謝ったでしょう?セミの抜け殻なんて、どこにだってあるんだから別にいいじゃないっ

こういう言い方は良くないなぁ・・・と思いつつ、でも、一気に言っていました。

それでも、ワーワーと喚きちらすタカタカに向かって

「また公園に行くのは大変なんだよ。そんなに欲しいんだったら、自分1人で取りに行って来なさいっ

と玄関の方に押しやると、タカタカも身体を張って抵抗してきました。

「ママと行く~~。ママが取ってくる~~

と更に泣き喚きながら言い募るタカタカに対し

「ママは行きませんっ。いい加減にしなさいっ。好きにしなさいっ」

と雷を落としました

・・・こんなにもママが怒ったのは、タカタカがわがままを言うことが多いからなのです。

今日の公園だって、ママは行く気はありませんでした。

でも、どうしても行きたいと言うので寄ったのです。(まぁ、これはサエサエも行きたがりましたが)

そして公園でも「あれしてくれ」「これしてくれ」と要求ばかり。

とどめは自転車での帰り道

「家に帰ったらアイスを食べたいな」

「ご飯をたくさん食べたらね」

「やだっ。まずはアイスだっ。ボクはアイスとジュースだけが好きなんだっ

・・・と、こんな感じだったのです。

もちろん今日だけでなく、とにかくタカタカは「要望大魔王」なんです。

そのくせママの言う事は聞かない(ことが多い)。(まずは反抗してみせる)

セミの抜け殻だって、もし泣いたのがサエサエだったら、ママは取りに行ったかもしれないのです。

普段、聞き分けの良いサエサエがここまで泣くのなら・・・と。

いつもタカタカのワガママにはなるべく穏やかに対処しようと心がけているのですが、今日は無性に腹がたってしまいました。

「タカタカ。ママがどうしてこんなに怒るかわかる?タカタカがいつもワガママばかり言うからだよ。たまのワガママだったら聞いてあげることもできるけど、タカタカはい~~~~っつもワガママばかり言ってるからね、ママだってこういうときに聞いてあげたくなくなるんだよ」

難しいこと言ってるかな?3歳児にはこれを理解することは無理かな・・・

頭の片隅でそんなことをチラと思っていました。

タカタカにしてみれば「ママが悪い」のに、でも、セミの抜け殻も取りに行ってもらえないし、こんなにもママに叱られている。

理不尽な出来事なんだと思います。

でも。

人との関係と言うのは、その場その場だけの出来事で完結しているわけではなく、今までの「いきさつ」が大いに関係してくるわけです(常日頃の行いとか)

算数みたいに、足して引いたらいつも同じ答えが出てくるわけではないのです。

それに世の中は理不尽なことだって多々あります。

成長に伴って、少しずつでいいから、そういう部分を分ってもらいたいと言う思いもあるのです。

タカタカはママの剣幕に驚いたのか、少ししたら謝ってきました。

「もうワガママ言いません・・。ごめんなさい・・。セミの抜け殻、もういらない・・ママ・・・ママ・・・」

泣きはらした真っ赤な目で、すがるようにママを見上げるタカタカの姿はいたいけでした。

素直に謝られて、今度はママに自責の念がわいてきました。

・・・タカタカが悪いんだよ・・・。でも、ママにも落ち度があるんだよね・・・。

(自分が無性に腹が立って雷を落としたことを「理不尽を学んで欲しい」だなんて、よく言うよね・・詭弁だよね。勢いで怒って悪かったよ、タカタカ

自分の苛立ちや未熟さを「大義名分」を振りかざしてはごまかす。

(そこまで看破出来ない)子どもは、親の剣幕に恐れおののいて素直に謝る。

そして自嘲と自己嫌悪

(ママも欠点がいっぱいある人間なのよ・・・。こんなママを許してね

涙と鼻水で顔をグチャグチャにしたタカタカを抱きしめながら、育児と言うのはなんてホロ苦い思いを味わうものなんだろうか・・・・とママはぼんやりと思っていました


もうじき4歳。

2007年08月21日 | 双子
10月21日で4歳になるタカタカ・サエサエ

今朝、お弁当を作りながら、ふと

(そうだ、今日は21日じゃない。と言うことは、あと2ヶ月で4歳だ・・

と思いつきました。

朝ごはんを食べてるパパちゃんに向かって

「あと2ヶ月で4歳だよ~~」

と、ある感慨を持って話しかけると

「そうだよなぁ」

と、同じく感情のこもった返事が返ってきました。

そして続けて

「4歳になったらさ『ガスト』のドリンクバーが無料じゃなくなっちゃんだよなぁ。あそこは3歳までは無料なんだよ。もう『ガスト』行っても、2人にドリンクバーはなしだな」

と、真剣に話していました。

・・・ガスト・・・・ドリンクバー・・・・

2人が4歳になるにあたってのパパちゃんの感慨は、それだけなんだねっ

タカタカの発熱

2007年07月07日 | 双子
水曜日の朝、タカタカ・サエサエを園に送り届け、いくつかの所用を済ませて家に帰りつくと、電話が鳴りました

出てみると、幼稚園の先生(副担任)からでした。

「お母様が心配されていた通り、タカタカ君、お熱が出てしまいましたので、お迎えをお願いします」

とのこと。

『お母様が心配されていた通り・・・』

と言うのは、実はその日の朝、タカタカが最近にしては珍しく

「幼稚園、行きたくない~~」
「足がしびれてる~~」
「寒い~~」
「ご飯、食べたくない~~」

と、グズグズと言っていたのです。

夜中になると咳き込むことが続いていたこともあり(咳き込みすぎて吐く事多し)一応、熱を計ってみると36.7度。

平熱の低いタカタカにしてみたらちょっと微熱っぽいのですが、休ませるほどでもないだろう・・・と思い、お尻を叩くようにして、半ば強引に連れて行ってしまったのです。

門のところで、先生に朝のいきさつを話していたので、先生は『ご心配されていた通り・・・』と言ったのです。

急いで園に迎えに行くと、サエサエは下駄箱のところで待ち構え、タカタカはと見ると、他の先生に抱っこされてだるそうにしています

「最初『足がしびれる~~』と言い出したんですけど、もしかしたら足が冷たいってことだったんだと思うんです」

先生にそう言われてタカタカの足を触ってみると、身体は熱いのに足だけ冷えています。

(熱がこれから高く出る前兆だ・・・)

タカタカを抱っこしながら挨拶をして、急いで自転車に乗せ帰宅しました

とりあえずタカタカを楽な格好に着替えさせてお布団に寝かせながら、ママの胸は後悔でいっぱいでした

朝、もっと様子をみてやればよかった・・・

タカタカがウソをついている、とは思わなかったまでも、でも、子どものグズグズは真に受けられないことも多いので、ママはタカタカのいくつかの予兆を軽く受け流してしまっていたのです

実は一瞬だけ(食欲もないみたいだし休ませた方がいいのかな?)とチラリとよぎったのですが、でも、ある理由で打ち消してしまったのです。

その理由とは「スモッグ」と「上履き」でした。

木・金と休園のため、水曜日がお持ち帰りの日だったのです。

(スモッグや上履きなんて、後で取りに行けば済むことなんだし、別にもう一週間そのまま着せたって良かったじゃないか・・・)

だるそうに横たわるタカタカを見ていると、スモッグや上履きなんて、いかにも「大事の前の小事」と思われてきて、そんなもののために登園させてしまった自分が悔やまれるのです

(夜になり、パパちゃんに話したら「熱がなかったんだろ?僕だって連れてってるよ」と言っていましたが)

子どものグズグズは、大多数は正真正銘のグズグズな時が多いのですが、中には病気などのサインもあるので、難しいなぁ・・と思いました。

さて、タカタカの熱の経過はこんな感じです。

水曜日・・・一日中、38~9度と高めキープでしたが、それほど機嫌は悪くなく、ほとんどの時間を静かに寝て過ごしていました。

木曜日・・・朝計ったら36度後半に下がり、起きだしてきて食欲も出てきたようで、かなり体調も回復したようでした。

金曜日・・・午前中は平熱で元気いっぱい。完治したかと思われたのですが、午後になり急にだるそうにゴロゴロしだし、熱も一気に39度に。そのまま3時間のお昼寝に突入し、目覚めたらさっきの熱がウソのように元気回復しました。それでも熱は37度のまま就寝。

土曜日(今日)・・・朝からずっと平熱。元気一杯。

かかりつけの小児科が水曜日の午後と金曜日が休診日だったのと、タカタカの様子から判断し、今回、小児科は受診しませんでした。

その小児科は診療時間外でも何でも電話で相談に乗ってもらえるので(医師の携帯番号を教えてもらっている)金曜日の午後に相談の電話をしてみたら

『その熱の出方は、扁桃腺からくる熱の典型でしょう』

とのこと。

市販の風邪シロップは飲ませましたが、確かに休養が一番の薬・・・と言った感じの発熱でした。

木・金と平日が休みだったので、幼稚園のママたちから「一緒に遊びましょう」とお誘いをもらっていたのですが、とりあえずは今回はお断りして家で過ごしました。

タカタカが発熱している最中、特筆すべきはサエサエの「お姉さんぶり」でした

寝ているタカタカの枕元に座り、氷を食べさせてあげたり麦茶を飲ませてあげたり・・・。

 

「お口がカラになったら言ってね」
「はい、あ~~んして」

と、なかなか堂に入ったもの。

そして夜には、横になっているタカタカを楽しませようと飛んだり跳ねたり歌ったり・・・の『サエサエ・オン・ステージ』を披露する大サービス

  

そういえば、以前もらった先生からのお手紙に

『サエサエちゃんはいつも「○○ちゃんが泣いてるよ」「○○ちゃんと○○ちゃんがケンカしてるよ」と教えに来てくれてとても助かっています。サエサエちゃんはクラスの中でもお姉さん的存在です』

と書かれていたことがありました。

女の子の特性なのか、確かにサエサエは人の面倒を見て、役に立つのが好きなところがあるようで、かなり助かりました。
タカタカもこのまま完治してくれるといいのですが・・・
ほんと、健康が一番ですね