11月 晩秋の庭
11月7日(水)は「立冬」暦の上ではもう冬ですね!
葉も落ちて鈴成りの次郎柿
"秋深み日ごとに落ちて減る柿の色を求めて鳥の飛び来る"
こんな歌をあるブログで見付けて本当・本当と感心しております。
庭の美味しそうな次郎柿!
柿を食べようと・・・テーブルに載せて・・・・
”柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺” 正岡子規の俳句を思い出します。
☆次郎柿の由来を調べて見ました!
☆由来
次郎柿原木 静岡県天然記念物第17号(昭和19年)
甘柿の代表種「次郎柿(治郎柿)」は、当地遠州森町原産で、その原木は町民をはじめ多くの方々に
可愛がられ、今も大切に守り育てられています。
次郎柿の誕生は、江戸末期の 弘化 ( こうか ) 年代(1844~47)に 森町村、 五軒丁 の百姓「治郎
(松本)」が太田川の川原で柿の幼木を見つけ、これを持ち帰り自宅に植えたのがはじまりです。
その後、明治2年(1869)の火事により焼失。
しかし、翌年に芽を出し成長して、数年後には再び実をつけました。ところが、その実は焼失前に
比べて肉質はきめ細やかで甘味 も 豊潤 ( ほうじゅん ) 、加えて種も少なくとてもおいしい柿でした。
他に比類無き卓絶する良品種であったと伝えています。
当時人々は、「治郎さの柿・じんろうさの柿・じん郎柿・治郎柿」と呼称し、
戦後は「次郎柿」と書かれるようになりました。
これが、町自慢の次郎柿原木です。
☆皇室献上
1908年(明治41年)、明治天皇が静岡にお泊りになられた際、森町の鈴木藤太郎が次郎柿を
献上した。これをきっかけとして、森町の次郎柿は以降ほぼ毎年天皇に献上されている。
秋らしい光景ですね、ヒヨドリやメジロまで柿の実に集まってきますね、山にも餌が少なくなってきているのでしょうか・・・・・。
我が家の庭では、まだあまりメジロの姿は見かけません、もっと寒くならなければやってこないようです。
次郎柿の由来にじ~んときちゃいました。
必然だったのですね、
それとも、柿は、次郎さんの愛に応えようと
必死に頑張ったのでしょうか。
きっとそうだ・・・
そう、思えてきました。
この時期、柿は毎日冷蔵庫にあります(^-^*)