春は花咲く野辺に、秋は星降る夜に・・・

ー春秋、徒然なるままに・・・

庭の柿

2012-11-10 11:50:19 | Weblog

11月 晩秋の庭
    11月7日(水)は「立冬」暦の上ではもう冬ですね!

                 葉も落ちて鈴成りの次郎柿
   

   

   

              "秋深み日ごとに落ちて減る柿の色を求めて鳥の飛び来る"
        こんな歌をあるブログで見付けて本当・本当と感心しております。

                
 庭の美味しそうな次郎柿
            柿を食べようと・・・テーブルに載せて・・・・
       
      
    ”柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺”   正岡子規の俳句を思い出します。

              ☆次郎柿の由来を調べて見ました!

           

  ☆由来
 
   次郎柿原木 静岡県天然記念物第17号(昭和19年)
 

   甘柿の代表種「次郎柿(治郎柿)」は、当地遠州森町原産で、その原木は町民をはじめ多くの方々に
  可愛がられ、今も大切に守り育てられています。

 次郎柿の誕生は、江戸末期の 弘化 ( こうか ) 年代(1844~47)に 森町村、 五軒丁 の百姓「治郎
 (松本)」が太田川の川原で柿の幼木を見つけ、これを持ち帰り自宅に植えたのがはじまりです。
 その後、明治2年(1869)の火事により焼失。
 しかし、翌年に芽を出し成長して、数年後には再び実をつけました。ところが、その実は焼失前に
 比べて肉質はきめ細やかで甘味  も 豊潤 ( ほうじゅん ) 、加えて種も少なくとてもおいしい柿でした。
 他に比類無き卓絶する良品種であったと伝えています。

 当時人々は、「治郎さの柿・じんろうさの柿・じん郎柿・治郎柿」と呼称し、
 戦後は「次郎柿」と書かれるようになりました。
 
これが、町自慢の次郎柿原木です。

 ☆皇室献上
   1908年(明治41年)、明治天皇が静岡にお泊りになられた際、森町の鈴木藤太郎が次郎柿を
   献上した。これをきっかけとして、森町の次郎柿は以降ほぼ毎年天皇に献上されている。


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2012-11-11 16:16:21
9月以来 ご無沙汰いたしておりました。 お姫様は相変わらず、 お元気で 東奔西走の旅、羨ましい限りでございます。 当方の写真に 胸がトッキン とか、ふくよかな お胸に 宜しくお伝えください。 ご丁重なるコメントに 感謝いたします。
返信する
Unknown (hiro-photo)
2012-11-11 19:17:26
こんばんは。
秋らしい光景ですね、ヒヨドリやメジロまで柿の実に集まってきますね、山にも餌が少なくなってきているのでしょうか・・・・・。
我が家の庭では、まだあまりメジロの姿は見かけません、もっと寒くならなければやってこないようです。
返信する
Unknown (Sippo☆)
2012-11-11 22:13:10
柿が本当に美味しい季節ですね。
次郎柿の由来にじ~んときちゃいました。
必然だったのですね、
それとも、柿は、次郎さんの愛に応えようと
必死に頑張ったのでしょうか。
きっとそうだ・・・
そう、思えてきました。
この時期、柿は毎日冷蔵庫にあります(^-^*)
返信する

コメントを投稿