北海道暮らし、はじめました。(旧:東京Diary)

サラブレッドと美味しいモノが集まる北海道が大好きなあまりに、
移住してしまった大阪人の送る北海道生活です。

被災地の5日目

2018-09-10 | 胆振東部地震

2018年9月10日(月)。

朝起きたら、ノドが腫れていた。咳が出る。熱も少しある。…風邪ひいたぁー!!(´д⊂)

くっそー、絶対土曜の夕食時に狭い空間でガキンチョ集団と一緒に過ごしたせいや。ウイルス蔓延の坩堝め!

亭主ドノは今朝から職場復帰。ワンコたちの世話をするのは私しかいない。風邪ひいて寝てる暇なぞない。

とりあえず常備している風邪薬を飲む。うがい薬で徹底的にうがいをする。極力何もせず体を休める事に専念。

…ツラい。一人になった途端にこんな事になるなんて。体が弱ると心も弱って、食欲も一気になくなる。

薬を飲むために、無理矢理にでも食べないと…と、カップうどんをすする。普段は美味しいのにちっとも味を感じない。

薬を飲んで、夕方のお散歩時間まで寝る。ひどくならんといいけどなぁ。早く治ってくれるといいけどなぁ。

願いは届かず、起きた時には声がかすれ始めていた。ノドいてぇよー。体のふしぶしも痛くなってきたよー。

誰か代わって…と弱音を吐く事もできず、ワンコたちをお散歩に連れて行き、足を拭き、ゴハンを与える。

この5日間の被災生活、ワンコたちに今までどおりの何も変わらない生活をさせてあげられた事が唯一の救いだ。

人間たちが色々と不便を強いられている中でも、いつもと同じ時間に散歩に出て、いつもと同じゴハンをあげる。

よその家のワンコは、臆病になったとか攻撃的になったとか、色々と地震のトラウマを見せているらしいけど。

うちのワンコたちは、揺れにビビりはするものの目立った変化はなく。便秘や下痢もなく毎回快便の健康優良児。

そうだよ。おまえたちが病気になってしまうと治療費がバカにならないから、それなら私が風邪ひく方がマシだよ。

おまえたちに普段どおりの生活をさせるためなら、かーちゃんは多少弱ってたって体にムチ打ってやるさ。

マスク姿で物資をもらいに行くと、「早く治さないと!」とパックご飯やら野菜ジュースやらを大量にくれた。

病気になって初めてわかる。普段からもちろん大事だけど、被災生活ではとにかく体力が大事だ。

ウイルスに負けない体力、勝つ体力、水を汲む体力、物資を運ぶ体力、車を運転するだけでも意外と体力を要する。

被災直後はやる事だらけで、気が張ってるせいもあって、やたら体を動かすし、目が冴えてあまり眠れない。

でもちょっと落ち着いた頃に、一気に抵抗力が弱まって、ウイルスにやられてしまう。お手本のような今回の私。

風邪薬、胃腸薬、栄養ドリンク。これらは普段から常備すべきだとオススメしたい、被災地の5日目でした。

※9月20日(木) 記

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