リサイタル報告③

いよいよ本番の朝を迎えました。
前日はぐっすり眠ることができ
目覚めた時は東京の自室に居るものとしばらく思っていて「あ！ここは長野なんだ」って思うほどでした
諏訪湖畔のホテルに泊まっていたのですが、カーテンを開けると雪も無く、とっても穏やかな天候だったので、遠くから来てくださるお客様のことを思いホッとしました。
１１：００頃には会場に入り、ウォーミングアップをしたり
照明合わせもあったのでメイクと衣装は本番通りして舞台稽古に望みました。
その後手直しがあり、通し舞台稽古となりました。
何と言っても出演者は私一人なので、楽屋もがらんとしていて、本番までのテンションアップも自分でしなければいけないんだなぁと、ちょと身が引き締まる思いだったのですよ
大阪や東京からもたくさんの方が到着され、楽屋でお目にかかったりお食事したりしているうちにあっという間に３０分前、客席のお客様の雰囲気も楽屋のモニターから聞こえてきてグっとテンションが上がってまいりました
ステージの裏にスタンバイした時には、「このリサイタルを楽しんで頂ける様に最後の曲まで自分が進めなくては」という思いで一杯で
ドキドキとか緊張といった感じがすぅーっと冷め、不思議なことにとっても冷静になる事ができました。
オープニングの『オーバーザレインボー』の前奏が流れ
大きく一つ深呼吸をしてマイクを受け取り
１．２．３歩
ステージ中央奥に出てリサイタルが始まりました