古布・和布・ちりめん細工と和の暮らし

縮緬細工をはじめ、和布、古布を使った小物作品の紹介。
着物、和の暮らし、鳥にまつわる生活雑感をつづる。

D.C散歩

2007-03-02 14:50:14 | 旅行
スミソニアンの他に、歩いたり地下鉄を利用してミーハーな私は名所めぐりも精力的に行きました。まずはどこからでも見える一番高い建物、ワシントン記念塔に登るぞ~!
9.11以来アメリカ全土でセキュリティチェックが厳しく、空港では指紋採取や顔写真を撮られたり、全員靴まで脱がされる。ミュージアムをはじめ主だった建物に入るときもいちいち荷物を預けX線とボディチェックを受ける。ホワイトハウスは未だ一般観光客は入館できずに、柵の外からの見学のみ。最初道沿いの建物をホワイトハウスと勘違いして写真を撮ったりしていたけれど、どうもガイドブックと柱の数がちがうなぁと思っていたら、お隣でした…。(笑)
だってアメリカの建物ってみんなギリシャ建築のような柱に、揃って星条旗がはためいているんだもん。日本なら右翼と間違えられそうなほど、国旗に関して誇りと愛情を持っているんだろうな。
第2次世界大戦のメモリアルにも行きました。相手国の私は複雑な気分ですが、是非行きたいと思いました。公園のような記念碑にはPEAR HARBORから始まって主な戦場名が並び、最後にIWO JIMA、OKINAWA、JAPANと続くのに対戦国同胞として胸が塞がれる思いがしました。
イーストウッド監督映画で日本でも有名になったアーリントンの巨大なブロンズ像も見てきました。元になった写真と6人の顔写真、そのうち3人が20才そこそこでkilled on Iwo Jimaと説明されていて、読みながら米国人に囲まれている自分の存在に胸がドキドキしました。丁度星条旗の交換が海軍兵の手で行われていて、後で回ったホロコースト博物館と同じくハイスクールの生徒達が沢山見学に来ていました。自国の歴史観が全て正しいと主張する米国(いわんや日本以外のほとんど全ての国)流には違和感も感じますが、小さいうちからそのように教育されると自国の行いに疑いもなくYes!と胸を張って賛同できるんだろうなと、改めて教育の力というものを思い知らされました。このことに関しては日本のほうがむしろ例外なんだろうな。
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